現代社会の鑑と言われる、日本のコンビニ。そんなコンビニ店員の悩みとして、態度の悪いお客さんやカスタマーハラスメントはよくある事だ。
しかし、実際にはお客さんよりも、一緒に働く店員の方がストレスを抱えることがはるかに多いと言う。
「態度の悪いお客さんの場合、せいぜい顔を合わせるのは1日1回。運が良ければ1週間に1回とかです。
でも店員の場合、毎回顔を合わせないといけません。そのたびにストレスを抱えることになるので、実はこっちの方がつらいんですよ」
そう話すのは、ベテランコンビニ店員の佐久間知子さん(仮名・38歳)だ。
今回は佐久間さんに、特に一緒に働いていてストレスを感じる店員について話を聞かせてもらった。
「お客さんから見て 『あ、この店員やべぇな.....』って思う人はいると思うんですよ。
そういう人って大抵他の店員もストレスを抱えてるんです! 一緒に働いている身としては、早く辞めてもらいたい気持ちでいっぱいですよ!」
5位:簡単なことでいちいち時間がかかる店員
「作業としてはすぐに終わることなのに、いつまでもダラダラ時間がかかる人っているんです。シフトの時間を交代するだけだったら、一言二言お願いするだけで終わるはずなんですよ。
『この時間代われる?』だったら『いいよ』か『この日は無理』でいいはずなんです。
でもあーでもないこーでもないとダラダラ話しだして、挙句の果てには事務所にこもって雑談し出す。
残された側はお客さんをさばかないといけないんです。
愛想が良くてつるみたがりな人に多いんですが、そのくらいすぐに終わらせてさっさと仕事しろよ! と思います」
佐久間さんのコンビニでは、3人体制のシフトが多いそうだ。
自分以外の2人がこういった人の場合、時間がかかってイライラしてしまうという。
「何かトラブルが起こった時も、2人でずっと分からない、どうしよう、ってわちゃわちゃやってるんですよ。その間こっちは1人でレジのお客さんをさばかないといけないのに。
この前レジが詰まった時なんて、20分くらい2人でがちゃがちゃやってて、挙句の果てにこっちに助けを求めてきました。
だったら最初からこっちに聞いてよ! って話ですよね」