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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「大卒25歳で手取り15万円未満」沖縄在住の貧困OL。彼氏を捨ててキャバクラで働くことを選んだ彼女の衝撃の末路

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「沖縄ってキャバクラで働いたことある子が多くて、学生のときもチラホラいました。初日は5時間働きましたよ。めちゃくちゃ疲れましたけど、茶封筒に入ったお給料をもらったとき『車検の足しになる!』と思って嬉しかったです(笑)」

「ゆとりのある生活とは言えないけど、キャバクラを始めてお金の心配をしなくていいようになったのは事実ですし、古いアパートへ引っ越さなくてよくなりました。

飲み会へ誘われても、断る回数が減ったのも嬉しいです。前までは『今月キツいから〜』と言って行かないこともありました。好きな韓国コスメも、迷わず買えるようになったので嬉しいです」

キャバクラのお客さんは観光客や地元の人などさまざまだが、すべてのお客さんがいい人とは限らない。

お酒が絡む仕事のため、接待で来る人、酔っ払ってボディタッチをしてくる人、口が悪い人、口説き客など時間帯によって客層は変わる。

普段、平日8時から17時の事務職に従事している美里さんからすると、昼と夜の仕事のギャップは大きく、悩んだり落ち込んだりすることもあるようだ。

「それなりに高い時給をいただいているので、弱音は吐けませんよね。実は、キャバクラのバイトを始めたとき、当時付き合っていた彼とお別れしたんです。

夜のバイトをしてほしくないって言われたのと、ダブルワークをしていたら彼との時間を作れなくて……。辛かったけど、生活費を稼がないといけなかったので仕方ないです」

現在も週1回キャバクラに出勤している美里さんは、お店のボーイやキャストとよい距離感で働けているという。

月に4回出勤するとだいたい4〜6万円の収入になり、ダブルワークをする前と比べ生活はだいぶ楽になったようだ。

「貯金したいので出勤を増やしたいと思うときはありますが、本業に支障が出ないよう多くても週2回にしてもらっています。お店のボーイさんはみんな優しくて、キャストの女の子はシングルマザーが多く頑張っていますよ。

私のようにお昼の仕事もしているダブルワーカーも多い。やっぱりみんな、お昼の給料だけでは厳しいんだろう、私だけじゃないと思うと救われる気がします」



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