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【後編】「大卒25歳で手取り15万円未満」沖縄在住の貧困OL。彼氏を捨ててキャバクラで働くことを選んだ彼女の衝撃の末路

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美里さんが言うように、沖縄県の土地価格や家賃相場は年々上昇している。

賃貸マンションの賃料は、標準的な物件の賃貸でも直近3年間で8.66%上昇しているのだ。

「沖縄は低賃金なのにみんなどうやって生活しているんだろうと思ったら、20代のほとんどが実家暮らしなんですよね。県内出身で県内企業へ就職している人で、一人暮らしの人はあまり見たことない。

結婚を前に同棲して実家を出る人が多いイメージです。私みたいな島出身の人は、最初から一人暮らしせざるを得ないので生活キツいですよ。『一人暮らし凄いね。でもさ、正社員だから安泰だしボーナスもあるしいいじゃん!』と言われると、ため息が出ます」

お金に困っているとはいえ、美里さんはまだ25歳だ。大好きな韓国へ旅行に出かけたいし、流行のコスメだって買いたいと思っているよう。

しかし会社の給与はあがるわけでなく、昇給しているもののウエイトは低い。給与が増え税金や社会保険料もあがるため、新卒時と比べても手取りは3,000円程度しか変わっていないようだ。

「家賃が低いアパートへ引っ越すのも検討しました。1Kで3万円台はありますが、バストイレはどうしても別がよかったんです……。ギリギリ、カードローンやリボ払いには手を出してないところが救いですかね。

ぶっちゃけ、わざと残業して手取りを増やしてたこともあります……。だけど今は人件費カットやITの導入で残業をさせない方針になっていて、ほとんど残業代は出ません。

本格的にヤバいと思い、夜のバイトをすることを決意したんです」

大学時代の友人にキャバクラをすすめられ体験入店へ向かう彼女だった。



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