実は一番重要なのは、Tシャツ選びじゃないんです!
シンプルでベーシックなコーデこそ、究極のオシャレ。干場編集長が提唱するそんなスタイルを、まさに体現するのがTシャツです。
「と言いつつ、実は一番重要なのが・・・カラダです(笑)。何を言ってんだよって感じですが、Tシャツをカッコよく見せるなら、ある程度カラダを鍛えておいた方が断然有利です」
モデルのノアさんは、ジムでカラダを鍛えるだけでなく、柔術も習っているほど。
「胸板や腕周り、そして首から肩甲骨までのラインなど、カラダを鍛えているとTシャツを着た時に、より立体感が出るんですよね」
とはいえ、鍛えたカラダならどんなTシャツでも良いのかと言えば、そうではないようで。
「色柄の主張が強過ぎると、せっかく鍛えたカラダのラインが薄れてしまいます。だから、色は白か黒、そして無地でいいんです」
さらに、シルエットや素材感もポイントに。
「分厚い生地で、さらにオーバーサイズ過ぎるシルエットも、カラダのラインを消してしまいます。つまり、カラダという素材を生かしましょうってこと。おむすびだって、お米自体が美味しければ余計な具なんて要らないですよね。そう、これこそが干場流Tシャツおむすび論です!」
少々おふざけ感がありますが、言わんとすることは伝わったかと。そんなおむすび論に基づく着こなしのポイントは、以下をご参考に。
「干場編集長のスタイルクリニック」はYouTubeとの連動企画になっています。動画でさらに詳しく解説しているので、そちらも是非チェックを!
+CLOTHET/クロスクローゼット
余計な小細工をなくして、素材で勝負!
カラダに立体的に沿うパターンを採用するこちらのTシャツは、干場編集長監修の1枚。素材には繊維長の超長綿であるスビン綿の中でも、さらに希少な初摘みのスビンプラチナムを使用し、シンプルにして上質感をアピールします。
「シルエットはジャストで。特にセットアップの場合は、オーバーサイズは厳禁です。ただし、デニムなどのラフなカジュアルな場合は、ワンサイズ上げてもOKです。せっかくの素材の良さを生かすには、コーデも重要。色を多用せず、シンプルにまとめたいところです」
干場編集長のアドバイス①「ジャケット」
シンプルだからオンオフで活躍します
今回合わせたのは、白Tシャツのクリーンでさわやかな印象をさらに引き立てるネイビーのセットアップ。
「そのクリーンでさわやかな印象は、イマドキなビジネスカジュアルにも休日カジュアルにも有用です。セットアップによる細身の洗練されたシルエットを邪魔しないよう、白Tシャツもジャストフィットで着ましょう」
干場編集長のアドバイス②「時計」
鍛えた腕にはやっぱりオトコらしい1本を
腕には時計ひとつ。なんと今回はジュエリーを着けていません。
「鍛えたカラダにTシャツ。そこから漂うオトコらしさを、腕時計で印象付けたいところ。ブライトリングのナビタイマーB01クロノグラフ 46など、まさに理想的です。Tシャツのシンプルさを楽しむため、他のジュエリーは不要です」
干場編集長のアドバイス③「スニーカー」
手数が多いと台無し! 足元もシンプルで
足元は白Tシャツと同じく、スニーカーにおけるキング・オブ・ベーシックである白のコート系を。
「白の無地Tシャツから漂うせっかくのクリーンなイメージを、派手なスニーカーで壊してしまうのはもったいないです。セットアップの場合は特にですね。そこは潔く、シンプルな白で合わせた方が断然得策です」
いかがだったでしょうか。ぜひTシャツの便利な着こなしを身につけて、日々の生活をより楽しく送っていただけたら幸いです。
TEXT:FORZA STYLE