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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】もはや女中。孫を産んだ「功績」を盾に姉に使役されるアラフォー未婚女性の本音。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

両親の介護のために、実家暮らしをしている38歳の加奈子さん。

彼女の姉は、加奈子さんが結婚しないと決めつけ、実家や親のことを手伝う気配が全くない。

両親も自分に頼りきりの生活で、加奈子さんは日に日にストレスが溜まっていく。

生活は毎日が地続きなので、介護はいつの間にかにか始まっていた印象だと加奈子さんは語る。姉と今後の介護について相談したこともない。

父親はもちろん、母親もこの先弱っていくことを想像すると、暗澹とした気持ちになる。

「姉に『父を家で見られなくなったら、その時は施設に入れるかもしれない』と話したのですが、『高額な施設はダメだ』と。親の死後、自分の取り分が減らないように。

そればかり考えているんです。でも、そんな姉でも、かわいい孫を産んだばかりに、親からえこひいきされてます」

自分自身の中にある妬みや不満を持て余している加奈子さん。

「姉の身勝手さに腹が立ってしまうのですが、実際私は未婚で親に心配をかけていますし、嫌な人間だと思われたくないというのもあって、口では建前ばかり言ってしまいます。

孫の顔を見せてあげてくれたお姉ちゃんには頭が上がらない、と」



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