マスクを外すことも多くなってきた今、以前にも増して「初対面の印象」が顔に左右されるようになりましたよね。
表情や目元、口元や鼻など様々なところからその人の印象は形作られますが、その中でも特に強く第一印象に影響するパーツはどこかご存知ですか?
それは、眉毛です。
それはその昔、とある有名なヘアメイクアップアーティストの方が、「眉は太さや角度によってキャラのイメージを大きく変えられる。顔の印象の9割を決めるぐらい大事なパーツ」と話すほど。
初めて挨拶する時や人と話す時は大体目を見て話しますから、目元の印象が高いのは納得できます。特に日本人の眉毛は、色が濃い故に肌とのコントラストが強くて目立ちやすく、生えている範囲も広め。
現に女性の眉毛コスメにはアイブロウペンシル、アイブロウパウダー、アイブロウマスカラなど男性が想像できないくらいのバリエーションがあり、それだけ見た目に及ぼす影響力が強いと言えます。
そこで今回は、メンズ眉毛お手入れのポイントをご紹介!
「垢抜けない」「不潔」なイメージのゲジゲジ眉毛を卒業して、爽やかで洗練された印象を手に入れましょう。
ポイント① 眉毛カット
まず基本は、やはり眉毛カットです。
眉下まで生えたていたり、眉間で繋がってしまっていたりする眉毛は、野暮ったくどこか垢抜けない印象になりがちです。
また顔との境界線がぼんやりしてしまうことで、「はっきりした凛々しい顔立ち」から遠くかけ離れた顔になってしまいます。
眉用ハサミやコーム、毛抜き等を使って形を整えましょう。
顔の形のタイプにもよりますが、特に気を付けたいのが眉間と眉下。眉毛が繋がっているのはいわずもがなアウトですが、眉下の毛も顔全体の印象をボンヤリと頼りない印象にさせてしまいます。
どちらも忘れずに剃っておきましょう。
また眉尻について、なりたい眉型にもよりますが、小鼻の横と目尻を繋げた延長線上に眉尻が来ると、顔全体のバランスが整って見えますよ。
眉は太さや角度など、形によっても大きく印象が変わります。初めてお手入れを始める方は、まずは眉毛サロンなどを利用して、自分に似合う眉毛の形を模索してみるのも良い方法です。
ポイント② 眉ペンシルで書き足す
眉毛を整えた後は、足りないところを書き足すのも重要です。
眉毛がバランス良く完璧に生えている人はほとんどいません。
薄いところや足りないところ、抜きすぎて生えてこないところをペンシルで少し書いてあげることで、印象がかなり変わってきます。
「眉を描く」ことに抵抗がある……という方も多いと思いますが、大丈夫です。
絵の具みたいにベタベタ書くものではなく、細い鉛筆のようなアイテムで薄く一本一本植えるように書いて、反対側のブラシでぼかします。
影をつけるようなイメージなので、塗っている感もなくバレずに印象をアップすることができます。全体に描くというよりは、整えて足りないところに一本一本埋め込むように書いて反対側でぼかしましょう。
買うのが恥ずかしいという方は、Amazonなどでも簡単に手に入るので、まずはお試しあれ。
ポイント③ 生え癖改善(眉毛パーマ)
こちらは「毎日眉毛を描くの、ちょっと面倒くさい……」という方向け。
「パーマ」というとくるくるした髪の毛を想像される方が多いかもしれませんが、こちらはその逆バージョン。
よく見ると自分の想像の倍くらいあっちゃこっちゃしている眉の流れを、正しい方向に癖づけてあげることで、ボヤボヤとした眉癖を改善し眉毛の存在感を出す! という施術です。
こちらはプロの方に「なりたい眉毛の印象」を相談して施術ができるので、安心してお任せすることができます。
いかがでしたか?
眉毛は少し整えてあげるだけで顔の印象が大幅アップする、いわば神コスパパーツ。自分のなりたいイメージや眉毛の生え方に合わせて、ぜひお手入れしてみてくださいね。
TEXT:FORZA STYLE