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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

新車買うのも一苦労。長納期化の原因と対策を考えた結果……

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

たった5分が命取り? 日々更新される納期情報はディーラーでしか確認できない

人気車の長納期化が一向に改善しません。自動車メーカー各社の公式HP見ても「コロナ禍の影響による半導体不足……」を理由に作りたくても作れない苦しい理由を述べるのみ。いまのクルマは運転支援装備の充実もあり確かに半導体が必要不可欠ですが、一体全体、何がボトルネックになっているのでしょうか?

長納期の実例をミニバンを例に見てみましょう。このクラスでブッチギリの販売数を誇るのがトヨタのノア&ボクシーです。3月上旬にセールスさんに納期を確認したところ、「ガソリン車1年半、ハイブリッド車でギリギリ2年以内で収められる状況です」と昨年末より長納期化が進んでいました。ワタシが知る限り年始早々の頃は半年ほど納期が早まっていたのですが、いまはまた振出しに戻った感じ。

「年末より納期伸びてない?」と聞くと「上から大号令が出てノアの販売をプッシュしたからでしょうか、年末まではシエンタ推しで納期も3ヵ月程度のモデル(シエンタの事)もあったのですが、相変わらず心苦しい限りです」といいます。ここまで長納期化すると新車で家族旅行なんて夢も絵に描いた餅。

セレナがデビューしたのが原因なのか、それとも生産体制に改善が見られたのか、いずれにせよ販売力をノアに振った結果、さらなる長納期化が進んでしまったという結論に。しかし、トヨタの公式HPではノア&ボクシーともに「ご注文をいただいてから、6か月以上」の表記のみ。「詳しくは販売店にお問い合わせください」に訂正した方がいいのでは? と思ってしまいます。

一方、ライバル車はどうか?



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