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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】妻が認知症の姑に笑顔で「お帰りは待ってませんから」...夫に明かされた積年の恨みとは 

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

50代の会社員・篠塚雪彦さん(仮名)は認知症の母はしばしば”散歩”(つまるところの徘徊だ)に出掛けて行ってしまう。自分が会社に行っている間、妻が母の面倒を見てくれることになっていたが、娘からの相談により、妻がわざと母を徘徊させているのではないかと疑念を抱くように。確信を持てないまま過ごしていたある日、とうとう事件が起こった……。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ある日、母がとうとう夜になっても帰ってこなかったんです。ちょうど日曜日で、私が知人の結婚式から戻ると、妻が玄関先で警察の人と話をしていました」

話によれば、妻と母は2人一緒に散歩に出かけてスーパーに入り、妻がお手洗いに入っている間に母が行方不明になったというのだ。1人で家に戻っているのではないかと帰宅してみたが戻っていなかった、と妻は説明した。雪彦さんはその話を疑いもしなかった。

「母は隣町の公園のベンチに座っているところを保護されました。迷って歩き疲れたようです。そしてその後も2回立て続けに母親がいなくなりました。

前回、役場に事前登録をしたため発見や連絡はスムーズでしたが、妻が緊急連絡先を私の番号にと強く言うので、連絡は必ず私宛てに来るんですよ」



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