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「ブルーのスーツに黒い靴はNGだった…?」オジサンが間違う色合わせ。ブルーにはブラウンと暗記すべき「これだけの理由」

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青と黒は「無難な色合わせ」ではなかった?

オフィスカジュアルという言葉がはやっている昨今ですが、紳士たるものエレガントに毅然として服を着こなさなければならない時は何度もあるでしょう。

夏のビジネススタイルとはどういうものなのか⁉ 日本の服飾界の重鎮として知られる赤峰幸生氏が徹底解説いたします! NGなコーデをしてしまっている方は「喝!」ですよ!

赤峰幸生氏:御年78歳でInstagramのフォロワーは4万6000人超、服飾のみならず、アートや歴史の分野にまで及ぶ博覧強記で、老若男女を問わずたくさんの方々に支持されているファッションアドバイザー。

夏はクールビズ、ではなくサマードレススタイルと呼びましょう。しかしどの季節でもスーツスタイルで基本となるのはやはり色合わせ。今回はそんな色合わせについて詳しく教えます!

 

①ブルーのスーツには茶のアイテムを合わせる

こちらはほんの一例。ノータイで、白地にブルーのボタンダウンシャツに、ネクタイの代わりとして千鳥格子や水玉のポケットチーフを合わせています。ノータイで着るときはポケットチーフを挿すことでネクタイ代わりになるんです。

ネクタイをするときは、麻の無地の白シャツに、紺地に白のネクタイを合わせると非常に清涼感があって夏にピッタリなスタイルになりますよ!

ここで気をつけてほしいのはベルトや靴を絶対に「黒」にしないことです。小物はブルーと相性の良い「茶」を選ぶようにしましょう。イタリアでは「アズーロ・エ・マローネ」(青と茶の意味)は、子供の頃から叩き込まれる鉄板の色合わせです。

②茶のスーツには白のシャツを合わせる

茶系のスーツは夏ではリネンのものが快適に着られます。シャツは、薄いベージュか、ワイドスプレッドまたはクラシックなレギュラーカラーの白シャツに、ネクタイの色は、スーツのボタンの色と“色被し”するのが正解。キレイなグラデーションになって清涼感もアップします。

ノータイで着る場合はギンガムチェックのシャツがオススメ。

足元には、茶のスウェードの靴をチョイス。日本ではスウェードの靴は秋冬のように思われていますが、ヨーロッパではスウェードの靴は季節を問わず、夏でもよく履かれているんです! さらに粋な格好にしたい人は、茶と白のコンビネーションの靴を合わせて1930~40年代のヨーロッパの夏のスタイルを体現しましょう!

ベージュのスーツには白をうまく使う

ましベージュ系のスーツはコットンがオススメで、夏場はジャケット単品でも活躍します。ジャケットのボタンが白なので、シャツはもちろん白を選択。ボタンダウンシャツにするとアメリカ的なサマースタイルに! 今回はノータイで、ギンガムチェックのシャツに白のポケットチーフを合わせています。

タイドアップするなら、ネクタイはベージュがベースになっているストライプや麻のネクタイもいいでしょう。

ポケットチーフは絵柄のものよりがオススメです。色や柄があるポケットチーフはオシャレに思えますが、全体のコーディネートと色が合わないと悲惨なスタイルになりがちです。

いかがでしたか? 今回はスーツを代表する3色で色合わせを比較してみましたが、ぜひこれを参考に紳士服を極めていってください! 動画ではさらにわかりやすく、赤峰氏が色合わせを教えています。ぜひ覗いて行ってくださいね。

Text:FORZA STYLE



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