新型SUV対決。レクサスGXから透けて見える新型プラドの実像に迫る！

新型GXのプラットフォームはパネルをつなぎ合わせ造るモノコックではなく、骨太なラダーフレームをもつボディオンフレームタイプのGA-Fプラットフォームで設計されています。このGA-Fをベースとする車種にはレクサスLX600や上位機種のランクルがあり、タンドラやセコイアといった海外組も含まれます。

現段階で発表されている新型GXのパワートレーンは、LX600やランクル同様3.5LのV6ツインターボと2.4L直4ターボハイブリッドの2機種です。順当なら、新型プラドにはおそらく2.8L直4ターボディーゼルをブラッシュアップして継続採用。ガソリン車はこの流れで2.4L直4ターボハイブリッドを搭載するであろう……というのが大方の予想となっています。

次に価格面から考察を。兄貴分のランクルは2023年6月16日現在、510万円～800万円です（ディーゼル車を含む）。現状プラドは販売停止状態ですが最終価格は367万6000円～554万3000円。よって、希望的エントリー価格は400万円前後といった感じ。当然、ランクルと同じV6パワートレーンを採用していては低価格を実現できません。