「具体的なことはあまり示されていないんです、観点別評価って」
そう言って嘆くのは、真奈美さん(仮名)24歳だ。彼女は教員になってすぐ観点別評価を行わなければいけなくなった。
「言っていることは、わかりますよ。生徒一人一人について、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的な学習への態度」の三つで評価するってことなのでしょうけど、それらをどうやって計測するのかは、誰もわからないんです」
☆後編では無理にでも「観点別評価」を付けならず、「もう適当につけるしかない」と匙を投げる現場の知られざる実情をさらに詳しくレポートしていく☆
取材・文 八幡那由多
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