その日から、仕事が終わった時間からどこへ行っているのかをマップで確認した。するとほぼ毎日絵里の家へ行っていることがわかった。
我慢が限界に達した真弓は、光がいる時間を狙って絵里のアパートを訪ねたのだ。
チャイムを鳴らすと絵里が出てきて顔を引き攣らせた。
「はい。あ、あれ、真弓!? どうしたの?」
「話があるの。中に入れて」
「今は別の友達が来ているから明日でもいい?」
「いや、無理。入るね」
絵里の部屋に押し入るとベッドの上で慌てて着替えている上半身裸の光が居た。
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