ベッドの横にはティッシュが散乱していた。
「やっぱり不倫していたんだね」
「いや、相談を受けて休ませて貰っていたんだよ」
「そんなの誰も信じないよ。この光景で。もういい、帰る」
「慰謝料請求するから覚悟しておいて。もう友達でもなんでもないから」
絵里にそう言い残して、真弓はアパートを去った。
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