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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「彼の本当の気持ちを知りたいから…」別人のフリをしてSNSで恋人の腹をさぐる、32歳の女

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

もし、SNSなどで連絡を取っている相手が、あなたの身近な人の「なりすまし」だったら……どうしますか?

※この記事は取材をもとに構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

*****

「“なりすまして連絡を取る”ことが、彼の愛情の確認方法となっています。おかげで彼の本当の気持ちがわかって安心できるんです」と会社員の悠美(仮名・32歳)は幸せそうな表情を見せていた。
 

悠美は友人に誘われた飲み会で、孝介(仮名・会社員・35歳)と知り合った。

孝介は物腰も優しく爽やかで好印象。女の子には不自由しなさそうなタイプだった。それでも悠美と孝介は二人ともアウトドア好きという共通点があったせいか話が弾み意気投合。こっそりと翌日二人だけで会う約束をした。

次の日の夜、飲みながら食事をしていると突然、「こんなこと今までないんだけど、完全に一目惚れ。付き合ってください」と孝介に告白をされた。

こんなにモテそうな人が本当に私を…!? 不思議だと思いながらも、優越感にも浸れる嬉しさに、告白をすぐに受け入れ、恋人同士になった。


©️gettyimages

その日からは毎日、メッセージと電話をしていた悠美と孝介。1日に30回のLINEのやり取りは当たり前の日々が約1ヵ月続いた。

だがある日を境に、孝介から返信があまり来なくなった。昼休みなどに電話をしても、「今友達と電話しているから後で連絡する」といってあまり話せなくなっていった。

「今までそんな素振りなかったのに急に何で? 他に好きな人ができていたらどうしよう……」

不安はどんどん膨れ上がっていった。そして悠美に闇の意識が生まれてしまう。自分ではない“他の誰か”になりすまして、孝介に近づくことにしたのだ……。

後編へ続く。

▶︎後編に続く


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