「沼らせて稼ぐことは望んでいない」女性経営者が語る「女性用風俗」の実態
〜大泉りかの女風レポート　Vol.14（後編）〜

貸し切りコースはあるけど、キャストと外でデートしたりも出来ないんです。

っていうのは、厳密にはデートは風俗業と別の届け出が必要なこともあるし、制限は厳しいほうがいい。

うちであれば、一度ホテルに入って、SMしに外にお出掛け、例えば、オムツをつけて出掛けるとかはOKですけど、あくまでもプレイであって、デートはなし。

だから8時間貸切れば、ずっとSMの時間なんです」
 

セラピストたちのポイント数やランキングが掲載され、ホストのように売り上げを競う仕組みが多くの女風に組み込まれつつある中、『Lotus』は競わせないことで、女性たちに過剰に負担がかかることを避けている。

技術と親密さは提供しても、色恋は差し出さない。

それが女風ではなく、あくまでも女性用SM店である『Lotus』の矜持はそこだ。

もちろん“女風のSMコース”くらいの、SMをスパイスにしたプレイを楽しむのもいいけれど、もうちょっと違う世界を覗きたいと願った時にはSM専門店である『Lotus』という選択もある。

Text：大泉りか

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