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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

謎多き新型クラウン・シリーズを検証してみた結果……

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次にクラウン・セダンを見てみましょう。デザインから察するに後輪駆動のFRパッケージ車だと予想します。パワートレーンはハイブリッドと水素燃料電池のFCVの設定。先代クラウンはレクサスLSと共通部分の多いプラットフォームですし、FCVのMIRAIのプラットフォームはコレをパワートレーンに応じ最適化したものです。浅はかかもしれませんがシンプルに考えると社内の既製品をブラッシュアップしたほうがコスト面でも有利。

MIRAIのスリーサイズを確認すると4975×1885×1470mmでホイールベースが2920mm(先代クラウンと同数値)。クラウン・セダンは5030×1890×1470mmでホイールベースが3000mm(レクサスLSは3125mm)。デザインが違うので多少寸法は変わるでしょうが、水素燃料タンクの形状・容量・進化があったとしてもほぼイーブンと考察できます。ちなみにMIRAIのモーター出力は134kW(182ps)/300Nm。無論、ポテンシャルは向上しているでしょうから、FCVはもう少しパワフル&高効率となることが予想されます。ちなみに現時点でのMIRAIの価格は710万6000円~860万円。

一方、主力となるハイブリッドはどうなるか? 単純に考えれば先代2.0Lガソリンターボは2.4Lのデュアルブーストハイブリッド(T24A-FTS)へ移行。ボリュームゾーンとして2.5L直4ハイブリッド車(A25A-FXS)を搭載するかもしれませんが、大胆に2.4Lターボだけを設定する可能性も。いずれにせよ、クロスオーバーだけでは先代クラウンオーナーの買い替えが進まないのでセダンの追加投入は打開策となるでしょう。しかしながら、ハイブリッドはFFベース、FCVはMIRAIベースだった! なんてことも考えられないわけじゃありません。



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