ヴィンテージっぽいのに新しい! 大人ストリートに最適な一足
第96回はフィリップモデルのスニーカーです。
スニーカー市場において、昨今のストリートシーンを賑わせる、ボリュームシルエットとビビッドカラー。特に軽装になる春夏のお洒落では、季節感も滲ませるからオススメです。とは言え、40オーバーの大人ともなれば、やりすぎは厳禁。子供っぽくならないよう、部分使い程度に押さえるのが吉です。「フィリップモデル」のスニーカーは、大人に絶大な支持を受けるだけあって、実にお誂え向き。というわけで、今季新作をご紹介。
ヴィンテージのランニングシューズに着想を得たコチラは、ぽってりとしたシルエットが特徴。アッパーはナイロンメッシュとスエード調のマイクロファイバー、フェイクレザーを組み合わせ奥行きある雰囲気に。そこに部分使いでネオンイエローとスカイブルーをオン。ベースカラーがシンプルなだけに、幅広いコーディネートにマッチします。
今どきなトレンドスニーカーの要素を、さりげなく取り入れ、大人のストリートスタイルに最適。日々のビジネススタイルとのギャップも生まれ、このオンオフでの振り幅が、ワンランク上のお洒落な大人を演出してくれるはず。
中央の白を囲うようにデザインされたガムソールが、レトロ感を後押し。さまざまな図形による凹凸もアクセントに。
ヒール部分にブランドロゴを配し、ネオンイエローが後ろ姿でも存在感をアピール。地厚なソールだから、脚長効果も期待できます。
フランス語でストリートを意味する“LA RUE(ラルゥ)”と名付けられたコチラ。シュータンに鮮やかなオレンジをあしらい、ペールトーンのブルーがこなれ感を演出。ソールは弾力性と柔軟さをもつTPUクッション付きのポリウレタンフォームで、パッド入りの履き口も相まって快適な履き心地をもたらします。
ヒールとソール、ロゴのトリムにあしらったイエローが、アイキャッチ抜群。スエードは深いグリーン、レザーはブルーグレーと、シックなムードの配色が子供っぽさを払拭。ラグジュアリーなスポーツミックスを叶えます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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