「いや、すごかったです。女性の体が柔らかく温かいということを、しみじみと感じました。抱き合っていると満たされた。僕、乾いたスポンジみたいな状態だったんです。そこに水が一気に流れ込むようなうるおいがありました。ゴムを持っていなかったので、口でしてもらったのですが、それも妻とは比べ物にならないくらい上手で……」
2人が体を重ねたのは、その1週間後だった。
「妻が出張でいない日に、里佳の家に行きました。派遣の子なのに、都心の凄いマンションに住んでいた。親が地方の資産家だそうです。時々、親が泊まりに来ると言っていましたが、あれは今思えば“パパ”だったんです」
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