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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「お金がないから、やむなく高額バイトに……」バレエダンサーの「過酷すぎる」金銭的実情。少女たちが大人になって直面する現実に目が当てられない。

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「私より下の世代の今22、23歳になる子たちの多くは、『大学進学』もしてバレエダンサーになっています。最近は、バレエ学科がある大学や身体創造学科と言ってダンスや芸術を学ぶ学科が増えてきているんですよね。そこで『踊る』ということについて学びながらバレエを続け、のちにバレエダンサーになった彼女たちは、言語表現にも長けているので、SNSを通じた自己アピールや、自分たちが出演する公演の宣伝なんかがとても上手です。SNSを利用して若いバレリーナ同士で集まり、街中でバレエ公演を開催したりしています。イベントでは自分たちでデザインしたウェアを販売したり、公演の様子を動画サイトに載せて収益を得たりと、言い方があれですけど、『お金の稼ぎ方』がとても上手なんです。彼女たちが引退を迎えるころには、バレエダンサーの新しいセカンドキャリアを見つけ出してくれる気がしていて……」

結局唯奈さんは、生徒のAさんに対して大学進学を勧めたという。はじめは抵抗していたAさんだったが、唯奈さんの後輩が進学した大学の芸術学科では定期的にバレエ公演を行っていることを知り、喜んでその大学への進学を決めたそうだ。

さらに唯奈さんは、男性ダンサーについても話してくれた。男性ダンサーは、女性ダンサーとはだいぶ待遇が違うようである。



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