近頃は天候に恵まれた気持ちの良い日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？
編集部より”服魂を撮る”というミッションを預かった私は、先日カメラマンO坪氏が全国の古着屋を巡る人気コンテンツ”つぼウォーク”の撮影に参加するため、茨城県某所にある〈サンタセッ ギャレリー〉に行って参りました。
アドレス非公開のアポイント制。知る人ぞ知るギャラリー型のこのお店では、店主の大貫氏によって厳選された品々を横目に、しばし椅子に腰掛けて葉巻とウィスキーを嗜む事も可能だそう。まさに大人の隠れ家というワケです。しかも今回、そんなサンタセッ ギャレリーに集まった３人が偶然にも”レザージャケット”を着ているという奇跡！ これは服魂チャンスッ！
そして若輩者の私はというと、これまた偶然にも……いや、必然的に１人だけウールのジャケットを着ているという痛恨のミス。
完全に１人浮いてしまった私は、レザージャケットへの恋しさとせつなさと先輩方の心強さを胸に、ロケ後自身のアカウントに”#服魂”とタグ付けした３人の勇姿を投稿するのであった…。
という事で今回は【#服魂〜番外編〜】として、撮影現場から私が投稿した３人のレザージャケットの着こなしをご紹介します。
大人の隠れ家で大人の着こなし。これは必見です！
まず１人目は、今回取材させていただいたサンタセッ ギャレリーの店主である大貫達正さん。独特のアイテムを組み合わせた唯一無二の着こなしに注目です。
お次は大貫さんが集めた博物館クラスのお宝に驚く大坪氏をパシャリ。サイズ感とコンディション抜群のビンテージのレザージャケットが主役です。
昨今のユーロビンテージ人気で見かける機会も増えたフランス軍のフライトジャケット。とはいえサイズとコンディションの良い個体を探すのは一苦労。
独特の燻んだブルーが魅力のこのジャケットは、マルジェラがサンプリングした事で一気に知名度を上げました。足元はデッドストックで購入したという70年代のヴェルサーチのブーツで、ジャケットの色を拾っています。
ネイビースウェードの靴自体珍しいですが、70年代のヴェルサーチという事はジャンニ・ヴェルサーチ時代の貴重な一足という事ですね。アメリカ製のリーバイス501の白デニムと組み合わせて、ブルー×ホワイトの粋なフレンチレザースタイルが大坪さんの雰囲気とカメラにとても似合っていました。
そして最後はスペシャルなレザージャケットに身を包んだFORZASTYLEシニアエディターの谷中さんをパパラッチ！
この場をお借りして３人に感謝申し上げます。
皆様、今回の#服魂番外編、いかがでしたでしょうか？ 詳しいロケの内容は、近日公開予定の”つぼウォーク”を是非チェックしてみて下さい！
そしてこの企画では、今後もオシャレのヒントとなる紳士の着こなしをご紹介したいと思います。
それでは引き続き、皆様の【#服魂】の投稿をお待ちしております！ 次回もお楽しみに！
