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LIFESTYLE 女たちの事件簿

火遊びのPTA不倫で、家庭が「全焼」。愚かすぎる父と母の末路。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

そろそろ、4月から始まる新年度のことを考えはじめる時期だ。同時に、子どもがいる家庭では“あの時”を前にざわつき始める頃でもある……。

“あの時”。それは「PTAの役員決め」の儀式だ。フルタイムで働く母親が多くなったこの時代に「仕事がある人は免除」という免罪符はない。さらにイクメンブームが定着し、父親が学校行事に積極的に参加することは、もはや珍しい光景ではなくなった。

そんな時代の変化に伴い、「子どものための活動」のはずの現場で「PTA不倫」なるものが増えているという。家庭を壊すリスクの高い現場で、一体どのようにして泥沼に足を踏み入れてしまうのか? ピンと来ない人も多いだろう。

今回は「火遊びでは済まされないことを認識するよりも早く、心が傾いてしまった」という大川美樹さん(仮名)のお話しをご紹介しよう。

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夫と息子の三人家族。単身赴任中の夫は大阪在住で、目下息子と二人暮らし。フルタイムで働く美樹は「働いているので」を理由に、今までなんとかPTA活動から逃げていた。しかし、とうとうくじ引きで当たりくじを引いてしまい、クラス役員を任されることに。

「PTAの本部役員よりは荷の軽いクラス役員だったこともありましたし、いつかはやらなければいけないとは思っていたので引き受けました。さすがにくじ引きで決まったのに『できない』と駄々をこねるのはね……。そういう人もいるみたいですけどね」

美樹の仕事は残業が少なめではあったが、そうはいっても帰宅するのは18時過ぎ。役員活動は難しいかと思っていたが、実際はフルタイムで働くママの増加により、PTAの活動日も平日の日中ではなく、平日の夜や土日が多く参加しやすい環境だった。

そんな美樹が“彼”と出会ったのは、クラス役員としての最初の大仕事、「運動会」がきっかけだった。

コロナ禍における運動会では、保護者の入れ替えの誘導や子どもたちが使う器具の消毒など、先生だけでは対応しきれない作業が多く、たくさんの保護者が運営補助に参加していた。作業や進行に関する打合せは、土曜日、学校で行われ、その後は気の合う3、4人で近所の町中華で食事するように。

彼とは家が同じ方向だったこともあり、解散した後、一緒に帰ることが多かった。いつからか、どちらから言い出したということもなく、自然と遠回りして散歩するように。まさに“不倫”の呼び水となるシチュエーションだ。

「話をしていると、仕事の業種が似ていて、会話が弾み、この短い散歩時間が私にとって楽しみな時間になっていったんです」

そんな二人の関係を大きく変える出来事が起こったのだ。

「妻が不倫しているかもしれない」

「いつもの二人だけの散歩時間に、彼が相談を持ち掛けてきたんです。見るからに落ち込む彼がみていて可哀想でした。思わず、『良かったら話だけでも聞きましょうか?』と言ってしまったんです……」

「妻が不倫しているかもしれない」

「いつもの二人だけの散歩時間に、彼が相談を持ち掛けてきたんです。見るからに落ち込む彼がみていて可哀想でした。思わず、『良かったら話だけでも聞きましょうか?』と言ってしまったんです」と、大川美樹(仮名)は語る。

息子に「少しだけ遅くなる」と連絡をいれ、近くの公園で話を聞くことになった美樹。聞けば、彼の妻はパート先の若い大学生に夢中になっているということ。

「仕事で忙しい彼に、子どもの食事の用意をさせたり寝かしつけたりを押し付けられ、心身共に疲れている彼。気の毒に思い、何かあったらいつでも話を聞くと伝えたんです」

美樹からの救いの言葉が放たれたことを皮切りに、頻繁にLINEを送ってくるようになった彼。やり取りをしていくうちに、彼がとうとう口火をきったのだ。

「二人で会いたい」

美樹は何のためらいもなくOKした。

「お互い、会社帰りに都内で待ち合わせをし、2人でレストランに入り、色々な話をしました。自宅から離れた場所、お互いがスーツ姿であることから、彼が○○ちゃんのお父さんというタガがここで完全に外れてしまったように思います。

もちろんPTA活動のこと、お互いの家庭のこと、そして子育ての悩みやパートナーの愚痴なんかも話しましたが、夫と二人でこんな風に話すことなんて皆無な私にとって、とても楽しいひと時でした。話が盛り上がり、酔いも手伝ってか、彼が手を握ってきたんです」

「あなたみたいな人が良かった」

この一言が美樹の心に火をつけただという。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏が言う。

「PTA不倫などドラマのなかでの話だと思う人がたくさんいると思いますが、実際は驚くほどに多いんです。SNSが発達して連絡が取りやすくなったせいもあり、年々増えている印象です」

☆衝撃の次回では、火遊びのつもりのPTA不倫でどう始まり、いかに家庭に延焼していったのかを詳細にレポートする。ぜひ家庭を守るための反面教師としてほしい。

Text:女の事件簿調査チーム



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