【後編】「うちの嫁、使えないのよ」34歳新妻が絶句。元旦から強制タダ働き。新年の誓いは離婚とリベンジ。

「なんでそんな置き方するの？ 使えないな本当」「お客さんにもっとちゃんと話しかけて」「箱そこにあると邪魔なのわからない？」「全然違う！ そんなんじゃいつまでも終わらない！」「アンタ、物覚え悪いね？」

姑の怒り口調にすっかり気を落とした玲子は、どんどん顔がこわばっていく。
次第に涙目になった玲子は、義母のあまりにも怖い表情と罵声に視線を合わせることもできない。すると明美は「アンタどんくさいからもういい」と、今度は店の裏で雑用をさせた。空箱を潰す作業を与えると、段ボールを玲子に次々投げ捨てた。

「もっとテキパキして！」義母はもはや嫌がらせのように玲子に厳しく言い放った。「こんなんで泣いていたら私のもとでやっていけないから」義母は泣き崩れる玲子に対し、容赦なく罵声を浴びせた。