わずか1年だけ販売した希少な一足は差別化間違いなし!
第80回はリーボックのポンプフューリー 95です。
「リーボック」を代表するスニーカーと言えば、「ポンプフューリー」の名前がまず挙がるかと。1994年3月にプロトタイプが誕生し、同年9月に品質改善を実施した2番目のバージョンを発売。この2番目のモデルがオリジナルとして、現代まで形を変えずにリリースし続けてきているのも魅力の一つ。ただ、実は1度だけ第二世代となるポンプフューリーを生み出していたのをご存知でしょうか。それは95年のことで、しかもその期間わずか1年。前置きが長くなりましたが、販売期間1年のレアモデルがこの度復刻! それが「ポンプフューリー 95」であります。
ポンプフューリーは、シューズに空気を注入することでフィット感が調整できるランニングシューズ。95年モデルはオリジナルに比べ、トゥにあしらった三角の反射パネルやシュータンのプルタブをダイヤ型にするなど、マイナーチェンジをしたもの。本作はアッパーにコーデュラナイロンを採用しており、軽量で摩擦や引き裂きに強いタフさも併せ持っており、持ち前のクッション性も相まって快適かつ長く愛用できます。
スニーカーアディクトはもとよりお洒落を楽しむ方なら、人と差別化ができるレアモデルと聞けば、まさに垂涎もの。その上、合わせやすいカラーとあればガシガシ履きこなすことができるはず。ともすれば、ファッショニスタが手に入れる理由としては十分かと!
シャープなアウトソールの形状もマイナーチェンジの一つ。ソールに配したヘキサライトクッショニングとカーボンファイバーシャンクが、快適な履き心地を実現。
ダイヤ型のシュータンがこちら。ベーシックモデルではシンプルなスクエア型のため、より強い存在感をアピールします。
復刻に際し、カラーバリエーションを豊富にラインナップしているのも見どころ。ユニセックスで展開しているので、恋人や家族で揃えることもできちゃいます。グレーとベージュのコントラストがシックさを演出します。
洗練された装いともなれば、モノトーンは気になるところ。上品な装いにもマッチし、スポーティさも欠かさないから今どきな雰囲気を醸し出します。ヒール部分のクリップもデザインが変わっているので、要チェック!
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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