理子さんのように、水面下で親睦を深め、円満に結婚するというパターンでも、やはり
「私は特に何もないですけど、夫は今も教員を続けているので、『生徒に手を出した』と言われ続けてるみたいですよ」
理子さんはしんみりという。
生徒と先生が結婚して夫婦になっているというケースは意外に多いが、どの夫婦もそこにまつわる噂や、口さがない言葉には傷つけられることが多い様子。
生徒と先生という関係ではなくなってから、つまり生徒の側が学校を卒業してから交際に発展したといくら本人たちが言っても、「実は、学校にいる時からそういう関係だったんじゃ……」という目では見られてしまうのだ。
「夫婦」になることは可能だけれど、やっぱり、そこには壁がある。「越えられない」はずの一線は、目に見えなくても確実に存在するのだ。
Text:FORZA STYLE
RANKING
1
2
5
3
4