無骨な強いルックスだけど環境には優しいんです
第503回目は、ディーゼル ライブラリーのブルゾンです。
今やファッションにおいても常識とされているサステナブル。さまざまなブランドが環境に配慮した取り組みが行われていますが、大事なのはやっぱりお洒落に着こなせるかどうか。そこで、「ディーゼル」が展開する新定番「ディーゼル ライブラリー」の出番です。
エバーグリーンをテーマに、昨シーズンから登場した新たなデニムコレクション。デニム1本あたり1万リットルほどの水を使用すると言われており、環境への負荷がこれまで問題視されていました。本コレクションは、これを改善する製造方法を用いた永久不変のデニムを展開。同ブランドの新定番となるコレクションから、今シーズンにぴったりな一着をご紹介します。
旬なオーバーサイジングのMA-1は、ヴィンテージ感ある風合いが男らしさをさらに加速。綿に植物繊維(ヘンプ)をブレンドしたファブリックを採用。ヘンプは農薬や肥料を必要とせず、少量の水で育つとされることから環境に優しいとされています。綿素材もオーガニックコットンを使用しており、デニム製作で使用する水を削減。環境への配慮も申し分ありません。特にここ最近再加熱しているミリタリーアイテムとあれば、言うことなしでしょう。
単にお洒落を気取れるものや単にサステナブルなんてものは数多くありますが、ことファッションにおいてはこれを両立してナンボ。話のネタになるのはもちろん、身に纏う高揚感も上がるはず。現代のファッショニスタに欠かせないものが、ディーゼル ライブラリーには備わっています。
地厚な生地感が重厚感を後押し。ライニングにキルティングを採用しているので、暖かさも十分感じられます。
MA-1を象徴するシガーポケットも健在。洗いのかかったデニム生地にあしらった、オレンジのステッチがアクセントに。
軽快なライトブルーが目を引くロングコート。膝上丈までの落ち感のあるシルエットは、カジュアルさの中にシックな印象を添えます。オルタナティブストーンウォッシュやネブライゼーション加工といった、環境を配慮した技法を採用し使用する水の総量を軽減。
ベージュカラーの裏地は、上のブルゾン同様にキルティング仕様。保温性を高めるとともに、ゆったりとした仕立てなのでレイヤードコーデにもってこい。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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ディーゼル ジャパン 0120-55-1978