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CAR 中年と新車

115万円の値引きアリ!?ゲームチェンジャーとなるバッテリーEV日産サクラは軽自動車の世界を変える

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ゲームチェンジャーになる、と日産の広報マンは言った。軽自動車規格のバッテリーEV、サクラに乗って、それは決して大袈裟ではない、とわたしは強く感じたのだ。

サクラの動力源は、軽自動車に載る659ccターボエンジンに代え、容量20kWhの駆動用バッテリーと、最高出力47kW(64PS)のモーター、インバーターなど。それらを使って前輪を駆動させる。最大トルクは内燃機関軽自動車のおよそ2倍に相当する195N・mを放つ。

 

だから、乗って走ってみると、軽っぽさはない。よどみなくパワーが湧きあがり、1070~1080kgのボディを普通に、ごくごく普通に運んでいく。軽っぽさ皆無。

それは内装の質感にもあらわれている。ピアノブラックのインパネ、ステアリング前とセンターに配されたディスプレイ、ゴールドに塗られたプレート類、またシートのファブリックおよび座り心地も上質そのもの。超ラグジュアリーとまではいかないが、一泊2万5000円のモダンホテルの部屋にいる気分になったのである。

公共交通機関の少ない地方で軽自動車は不可欠だ。一方で、自宅からガソリンスタンドまで10km近く走らなければならないシチュエーションもあるようだ。しかし、このサクラなら自宅で充電し、180kmの航続距離があるので、通勤や買い物に過不足ない。

価格は、約240万~294万円。トヨタアクアやプリウスといったハイブリッドが買える金額だ。が、バッテリーEVには国の補助金などがある。たとえば、東京都に住んでいたなら、国の補助金55万円、エコカー減税1万5600円、都の補助金(再エネ電力導入)60万円等がある。約115万円が値引きされる。つまり、ホンダNボックスよりも安い。ゲームチェンジャー、かなり欲しい。

 

Text:Takashi Ogiyama
Video Edit:M Watanabe



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