小森:とにかく押しが弱いんです。何度か食事に行く様な女性はいても、結局自分から「付き合う」という形に持っていけずに、美味しいご飯だけを奢っておわってしまうんです。
川崎:今、気になる人はいる?
焼肉を女子に20万円も奢ったのに...
小森:はい。その彼女には、超高級焼肉を10回はおごりました。彼女、高級焼肉を食べたくなったらデートの誘いにのってくれるんですよね...。もう20万円分は奢ったと思います。
川崎:焼肉で、20万!? 付き合ってもいない人に、しかも同世代の男性にそんなに奢らせて平然としていられる女性...。なかなかのタマよね。
小森:そうなんですよね...。でも、ハマちゃって...。二次会は付き合ってくれないんですけどね。食べたらすぐ帰っちゃうんで。
川崎:はっきり言うけど、結婚向きのお相手ではないわね。
小森:どうしてでしょうか?
川崎:彼女にとって、あなたはただの「高級焼肉要員」なのではないかしら? そうでなければ、何かしらのお返し、例えば高級なものは無理でもお茶を奢り返すとかお土産を手渡すとか、そういう礼儀やフェアな感性が無い人とやっていけるの?
小森:うっ! 確かにお礼はされたことないです。
「奢られて当然」女に要注意
川崎:それに、厳しいことを言うようだけれど、そういう「奢られて当然!」な女性ってあなた以外にも本命な男性とか、他の担当者がいる可能性が高いのよ。あなたはたまたま「肉担当」だけど、「フレンチ担当」「アクセサリー担当」とかね。
小森:たしかに...そう言われてみれば、身につけているものもやたらとハイブランドのアクセサリーばかりです。自分では絶対に買えないようなブランドもので身を固めていますし...。あと、やたらとハワイに旅行に行ってます。
川崎:いいにくいけど...。肉親以外のパパがいるわよ。「高級焼肉を奢らせて食べたらすぐ帰る」だなんて、「これくらい当たり前」と思っていないとできないことですよ。それか、家がお金持ちなのかもしれないけど、どの道あなたが結婚相手として手に負えるタイプでは無いわね。
小森:そうなんですかね! じゃあ、焼肉を20万円分も奢った僕って...。たしかに、連絡も普段くれないし、ラインも既読スルーされることが多いですね。
奢っても奢っても、ラインは既読スルー
川崎:それは、定期的に追い剥ぎにあってるようなものね。それも自ら。
小森:た、確かに・・・。
川崎:「女の子に焼肉食べさせる事が楽しい」なんて60歳過ぎてからの嗜みですよ。未だ相当早いわ。
小森:真摯に受け止めます...。あと、僕いつも既読スルーされるんですよ。しかも、もうそろそろ本当に結婚したくて婚活サイトにも登録しているんですが、それにすらレスがないんです。本当、良い人がいたらすぐにでも結婚したいのに。
川崎:でも、なんでそんなに結婚したいの?
小森:寂しいんです...。
後編に続く
※この記事はFORZA STYLEに2020年11月に掲載された記事を再編集しています。