一方で、個人的には「老害」という言葉も苦手で、言葉が暴力的に一人歩きし過ぎなのかなと思います。
勿論、人に害を与える理不尽な人間もいると思いますが、皆この同じ地球に生まれて、共に生きてきた先輩方なんですよね。
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人間は時にワインの様だと思います。
酸化しすぎて苦味やエグミが残って駄目になってしまう者もいれば、年月と共に深い味わいが出てきて良くなる優れ者もいます。
個人的には、「老人」という言葉も私は嫌いで、常々「20年後の私」という目線に置き換えるようにしています(笑)。
いつの時代も迷惑な人間はいるものですが、大事なのは尊敬出来る人間が自分の周りにいるかどうかも、人生を左右してくるかもしれませんね。
もし、その上司がお話にならないくらい頼りにならない場合でも、自分は誰かのお手本になれるように努めてみるのがヘルシーかもしれません。
最終的にお伝えしたいのは、一人の上司の為にヤキモキして、鬱になってハゲている場合ではありません(泣)。
自分のストレスになる人間の為に、マイナスのエネルギーを使ってしまうのは勿体ないです。
「あの人の為にハゲてたまるかーー!」と奮起しましょう(笑)。
いつの時代でも、色々気づいちゃってる人は気づいてますし、やる人はやります。
時代や会社や環境に言い訳して、自分が苦しくなってしまうよりも、今在る状況をどう生き抜くか、知恵を絞って行動するのが賢明だと思うのです。
それが、あなたにとって帰属意識を持って「改革」を起こす側なのか。「退職」して「転職」、はたまた「起業」をする側なのか。
今より前に進める選択は無数にあると思います。
その答えは、実はあなた自身が一番知っていると思うのです。
今のあなた自身が、考えに考え抜いて出した答えであれば、それは最良の選択だと思います。
どうか、お身体は大事になさって、あなたが生き生きと人生を真っ当できる道を選んでください。
なんて、柔術女将ごときの呟きですが、何かのご参考になりますと幸いです。失礼いたします。
【プロフィール】
大学卒業後、北新地にある老舗ジャズクラブ「jazz&bar96」で修行をし上京。会社勤めと音楽活動を軸に、自己の恋愛遍歴を活かしたユニークな執筆活動をおこなう。講談社FORZA STYLE『悪用禁止! 媚薬JAZZの聴かせ方』、『大人の純喫茶ぺぺ』を連載。著書『恋に聴くJAZZ』(2018)を出版。現在は、柔術道場「CARPE DIEM BJJ 芦屋」の女将として日々奮闘中。
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