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これはカッコいい!北米専用マツダCX-50が日本で売られない理由

安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

2021年11月にワールドプレミアされ、2022年4月に販売が開始された北米市場専用のSUV、マツダ「CX-50」。販売は好調のようで、7月末には7700台の販売台数を記録しているようです。

そのワイルドなデザインから、日本でも登場を望む声は大きいようですが、なぜマツダはCX-50を北米専売としているのでしょうか。

 

■新SUV商品群第一弾として登場した

CX-50は、マツダが2022年に拡充するSUV商品群の第一弾として、米国アラバマ州ハンツビルにある、マツダとトヨタの合弁工場「Mazda Toyota Manufacturing,U.S.A., Inc.」で初めて生産されたモデルです。

このSUV商品群についてマツダは、「グローバルに成長を続けるSUVセグメントにおいて、最新の環境性能と「走る歓び」を両立させた多様な選択肢をお客さまに提供するため」としています。また、さまざまなタイプをグローバルモデルとして据えることで、生産や開発などにおける技術資産を最大限に活用でき、中長期におけるビジネスの安定的な成長を、低投資かつ効率的に図れるともしています。

日本市場でも「ラージ商品群」に属する「CX-60」(2列シート)はすでに発表済みで、今後はCX-8の後継モデルにあたる「CX-80」(3列シート)などが導入される予定ですが、スモール商品群に属するCX-50は、北米以外に導入される予定はないとのことです。

 

■力強いSUVスタイルが堪らない

CX-50のボディサイズは全長4719mm×全幅1851mm(ミラーをたたんだ状態の外側の寸法)×全高1612mm(シャークフィンアンテナ含む・インチからミリに換算)。日本でもお馴染みの「CX-5」が、全長4575mm×全幅1845mm×全高1685mmですので、CX-50の方が全長は長いことになります。CX-60が全長4740×全幅1890mm×全高1685mmですので、こちらに近いサイズになるでしょう。

CX-50でもっとも特徴的なのは、ワイルドで力強いエクステリアデザインです。フロントフェイスは、グリルの位置が高めでボンネットに厚みが感じられ、堂々とした存在感と精悍な表情をつくり出しています。黒く太いシグネチャーウィングもがっちりとした印象で、立体的な造形のバンパーからもSUVらしさが感じられ、ホイールアーチのクラッディングは、CX-5より遥かに太く、安定感を感じさせてくれます。

CX-5とそれほどボディサイズが変わらず、同じマツダ車なので基本的なデザインコンセプトに共通点が多いのに、パーツの構成や造形が違うだけでこんなに印象が変わるものかと驚かされるような仕上がりのCX-50。ワイルドで力強いSUVスタイルが好きな方には堪らないデザインでしょう。

またインテリアも、マツダの他のSUVモデルと共通のイメージは多いものの、メーターフードの両脇に配置された縦型の空調ルーバーや、スイッチ類のほとんどない水平基調のシンプルなダッシュボードなど、CX-50独特の世界観に合わせた雰囲気も感じられます。

上質感や洗練された空間でありながら、CX-50の機能性がうまく表現されており、このあたりは派手なインテリアを好まない北米ユーザーの志向をうまく汲んでいるように思えます。



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