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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

白スニだけじゃダメ! 秋冬スタイルには黒スニーカーも欠かせないんです!

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

黒スニ買い足しで、大人スニーカー選びは完結!

毎度ご好評を頂いています「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第17回目となる今回は、黒スニーカー。「あれ? この間白スニーカーをオススメしてましたよね?」。そうなんです! 実は白スニーカーと同様に、黒スニーカーも大人ファッションに不可欠なんです!

まだまだスニーカー人気が衰えを見せない今日この頃。大人ファッションにおける白スニーカーの選び方を前回ご紹介しましたが、今回は黒スニーカーです。

「白スニーカーvs黒スニーカーじゃなく、両方持っておくことが大人のスニーカー選びにおいて大切なんです。理由は季節。段々と重めな色が増えてくる秋冬シーズンにおいては、白スニーカーだけでは物足りなくなります。黒スニーカーを買い足ししておくことで、重めなアウターに対応出来るようになります」

となると素材選びも重要に。理想はもちろんレザーです。

「重さの演出において優れているのはもちろん、レザーは高級に見せてくれます。もちろん、ブランド選びも重要で、高級ブランドならではの質の高いレザーは、スニーカーといえどもちゃんとラグジュアリーを主張してくれます」

秋冬スニーカーは、重厚感が大切。とはいえ、足元まで完全に重たくするのは間違いとのこと。

「ひたすらに重たさを求めるならブーツでいいんです。あくまでスニーカーとあって、重さの中にも軽さが欲しいところ。ポイントはソールで、白などの明るい色のソールを選ぶことで、スニーカーらしさを楽しめます」

いっそカラフルなスニーカーで、遊びココロを演出するのもアリな気がしますが。

「それはそれで悪くないですが、スニーカーの時点でかなり印象が軽くなってしまうので、難易度が高くなってしまいます。秋冬色のアウターとも、バランスが難しくなりますしね。黒スニーカーや白スニーカーなら、イマドキなビジカジスタイルにも合わせられますから」

大人のスニーカーは、一見地味でも良く見れば上質なのが理想。まさに能ある鷹はなんとやらですね。

「干場編集長のスタイルクリニック」はYouTubeとの連動企画になっています。動画でさらに詳しく解説しているので、そちらも是非チェックを!

 

TOD’S/トッズ

チープに見えない、まさにラグスポの極み

スニーカー10万100円/トッズ ワンティー(トッズ・ジャパン)

70年代のランニングシューズを想起させるクラシックなデザインのトッズ ワンティー。一方でソールは分厚く、マキシサイズのペブルソールも実にアイコニックでイマドキです。

「スポーティだけどラグジュアリー、これぞ大人スニーカーにおける絶妙バランスです。スエード×ナイロンのアッパーに白を効かせるなど、重さと軽さにおいてもバランス感が絶妙です」

スポーティに振り切らないのがポイントです

スニーカー10万100円/トッズ ワンティー(トッズ・ジャパン)

セーター6万9300円/トレンタセッタンタ(第一ニットマーケティング)、Tシャツ9350円/クロスクローゼット、パンツ2万900円/K-3B、サングラス7万1500円/フィクサー(アルト エ デリット)、ネックレス161万7000円/ダミアーニ(ダミアーニ 銀座タワー)、腕時計122万9800円/パネライ(オフィチーネ パネライ)

スポーティなリブパンツと、ランニングシューズは好相性。それでもスポーティ一辺倒にならないのは、やはりモノトーンだからです。

「トップスをニットにしている点も重要。また、モノトーンでも黒が多めの場合はモード感がアピール出来て、スニーカースタイルでも印象が軽くなり過ぎません」

干場編集長のアドバイス①「サングラス」

結局、サングラスはコレを合わせればOK

黒スニーカーの醍醐味であるモード感を、さらに倍増しにしてくれるのがサングラス。

「クラシックなランニング系や万能なコート系には、サングラスも王道がオススメ。というわけで、登板回数が多いレイバンのウェイファーラーを」

干場編集長のアドバイス②「時計」

白ソール同様、退屈に見えない一手を手元にも

腕にはスポーティにしてラグジュアリーを地でゆく、パネライのサブマーシブル42mmを。

「大型のリューズケース然り、迫力のサイズ感がポイント。黒を基調にしたコーデは、ミニマルな反面単調になりがちなので、手元では存在感を求めるのが正解です」

干場編集長のアドバイス③「ネックレス」

高級品ほどさりげなくってのが重要です

シンボリックにしてゴージャス。ダイヤモンドがふんだんにセットされたダミアーニのベル エポック・クラウンで、腕時計と同様にラグジュアリー感を後押し。

「といっても、干場流においてはネックレスをニットの内側にしまうのが正解。超高級なアイテムほど、あえて見せないのがクールなんです」

JOHN LOBB/ジョンロブ

単に素材がいいだけじゃないんです

14万6300円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)

クラシックなランニングシューズをベースにしたファウンドリー。上質にして表情豊かなグレインカーフを採用するラグジュアリー演出と同時に、スニーカー専用に開発したダイヤモンドラスプ型ソールが、快適な歩き心地もしっかり楽しませてくれます。

PELLICO SUNNY/ペリーコサニー

シンプルデザインの中にある上質な矜持

3万9600円/ペリーコサニー(アマンオンラインストア)

コート系のジョイア。これぞシンプル&ベーシックな1足ですが、よく見ればソールはやや分厚く、さらに幅広で履きやすいながら履き姿はスッキリとシャープに見える木型など、随所に高見えな要素が投入。違いのわかる大人向けな仕上がりになってます。

PHILIPPE MODEL/フィリップモデル

いっそ選ぶならレザーモデルがオススメ

5万9400円/フィリップモデル(トヨダトレーディング プレスルーム)

フランス人アーティストとイタリア人靴デザイナーにより発足。そんな背景をまさに感じさせるのが、このトロペ エックスです。クラシックな趣を残しつつも洗練された雰囲気を感じさせる、抜群のバランスでデザインされた1足。レザーモデルは、その最高峰です。

ATLANTIC STARS/アトランティックスターズ

大人が遊べるスニーカーの好例です

4万6200円/アトランティックスターズ(チンクエ ステッレ)

イタリア発、大人のためのスニーカーブランド。1980年代を想起させるポップさを楽しませてくれつつ、質の高い作り込みで大人を満足させます。こちらは代表モデルのポラリスで、スポーティかつストリートな遊びココロを主張しつつ、日本限定のオールレザーによってさらなる高級顔に。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
トッズ・ジャパン 0120-102-578
クロスクローゼット 03-5770-5274
第一ニットマーケティング 0258-66-4513
K-3B 076-208-3180
リシュモン ジャパン セラピアン 03-4461-8340
アルト エ デリット 052-253-7718
ダミアーニ 銀座タワー 03-5537-3336
オフィチーネ パネライ 0120-18-7110
アマンオンラインストア 03-6418-6056
チンクエ ステッレ 03-6897-3526
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010



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