イメージを変えたい? ならば、まずは香水です
毎度ご好評を頂いています「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第13回目となる今回は、ファッションアイテムではなく香水。干場編集長曰く「ともすれば、ファッションアイテムより重要」とか。果たしてその意味とは?
「みなさん、香水ちゃんとつけてます? 選び方とか、わかってますか?」
と干場編集長からのいきなりの問い。ちなみにモデルのノアさんは、トム フォードを愛用中とのこと。ただ、つける場所、量など、疑問が沢山あるのだとか。
「では、まずつけ方からお教えしましょう。香水をつけるのはパルスポイントといって、手首から脇にかけての内側などいわゆる脈に近い場所。言い換えれば、皮膚が薄い場所を指します」
なるほど、じゃあ首につけちゃえばいいんですね? と思いきや、意外にも足首がオススメとか。
「首ももちろんいいんですが、香りは基本的に下から上に上がってきます。だから、足首がいいんです」
注意すべき点は、もう一つ。
「つけ過ぎ注意です。もしつけ過ぎた場合はシャワーを軽く浴びましょう。そうすると、香りが自然とやわらかくなります。いくら良い香りでも、人によっては好みがあります。不快に思われたら、いわゆるスメハラになっちゃいますからね」
では、お気に入りの香水をどうやって見つければ良いのか。
「ズバリ、女性と一緒に買いに行くことです。自分が好きな香りを選ぶのも大切ですが、香りは周囲の人とシェアするものでもあります。だから、女性の意見を聞くことは重要です」
なるほど、つまりデートで香水を買いに行くのがベストってことですね。
「その通り! 香りは見た目以上に印象に残ります。嗅覚は、視覚よりも記憶に残りやすいとも言われていますから。そういう意味では、服よりも重要なアイテムと言えますね」
最後に、スタイルによって使い分けることもポイントだとか。
「僕の場合、スーツの時とカジュアルの時では香水を変えています。また、昼と夜でも変えています。もし両方のシーンで同じ女性と会ったなら、香りの違いがギャップとなって・・・まぁ、その後のことはご想像にお任せします」
ニヤッとしたその表情。香水の効果は確かに有力なようです。
「干場編集長のスタイルクリニック」はYouTubeとの連動企画になっています。動画でさらに詳しく解説しているので、そちらも是非チェックを!
CALVIN KLEIN/カルバン クライン
初心者からも手練れからも好まれる1本

フローラルノートにおける時代を超えた名品。1988年に発表されて以来、定番と言われる香水です。甘さがありながらも甘過ぎず、さわやかさも両立する香りは、まさしく老若男女を問いません。FOR MENとしながらもジェンダーレスで楽しまれているのが、その証に。迷ったらこれ、そんな1本です。
干場編集長のアドバイス①「コーディネート」
夏につけるなら、例えばこんなイメージで

ショーツ1万3200円/クロスクローゼット、靴2万5300円/オートリー(トヨダトレーディング)、サングラス4万6750円/ブルネロ クチネリ&オリバーピープルズ(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、腕時計125万4000円※9月1日(木)より129万2500円に価格変更されます/IWC
テーマは夏らしくさわやかで、ちょっぴりセクシー。まさに、白で上下揃えたこんな大人のスポーツカジュアルがイメージです。
「カルバン クラインのエタニティは、誰もが知る香水の名作です。万人に好まれるということは、男性からも女性からも好まれるということ。こんなさわやかで品のある夏コーデに合わせれば、全方位で好印象間違いなしです」

さわやかな夏のスポーツカジュアルに欠かせないのが真っ白ポロシャツ。なかでも鉄板中の鉄板がこちらのポロ ラルフ ローレン一枚でしょう。トレンドに左右されない、いつの時代でも男のワードローブのひとつであるコヤツは、まさに干場流の定番スタイルにうってつけ。最近はポロシャツをビッグシルエットで着こなすスタイルが人気ですが、大人の男はジャストサイズで着るのがお約束です。
干場編集長のアドバイス②「時計」
つけすぎ、盛りすぎは失敗の元!

「スポーツカジュアルとはいえ、スニーカーまで白で揃えたクリーンで上品な腕に、メカニカルなスポーツウォッチは不相応。こんなシンプルな3針こそお似合いです」
香水選びも然り、トゥーマッチはよろしくないってことです。
干場編集長のアドバイス③「スニーカー」
品の良さの中にも意外性をプラス

カルバンクラインのエタニティが想起させる、品良く清潔感のある雰囲気。足元も白のスニーカーにすることで、全体の世界観が統一されます。
「そんな中にも、アメリカブランドらしいちょっと野暮ったいデザインのスニーカーを合わせることで、品良い中にも遊び心を注入できます」
HERMÉS/エルメス
見ての通り、今こそ選ぶべき香水です

グレープフルーツやローズを主に配合した柑橘系の香りは、甘みがありながらも苦味のある香りと評されます。それはまさに、酸いも甘いもかみ分けた大人のための香水。フレッシュでデリケートな印象を与えるその香りは、今時期のデイタイムにオススメです。
TOM FORD/トム フォード
もちろん、さわやかなだけで終わりません

香りをつけた途端、頭の中によぎるのはイタリア・アマルフィの沿岸。フレッシュな空気の中に溶け込んだ、ミントやバジル、そしてレモンなどのエッセンスが、爽快な気分にさせてくれます。もちろん、ここが作る以上華やかな色気もにじませてくれます。
PENHALIGON'S/ペンハリガン
干場編集長曰く「スーツの時はこれ」

1870年に設立された英国ブランド。ロイヤルワラントを授与された由緒正しきフレグランスハウスが作ったこちらは、オックスフォードシャーにあるブレナム宮殿に着想を得ています。シトラスのさわやかさとウッディな落ち着き。英国らしい気品溢れる香りです。
ACQUA DI PARMA/アクア ディ パルマ
今これをつけずして、いつつけるのか

創業1916年。イタリア生まれのブランド。今もなお職人の手作業で仕上げられる香水は、まさにイタリアンエレガント。さわやかなブルーのボトルが夏にぴったりなこちらは、オレンジ、ベルガモット、レモンといった、地中海を想起させるさわやかな香りです。
YOUFIRST/ユーファースト
香りはもちろん、見た目にもオシャレ

干場編集長の自宅が、すべてこの香りで包まれていると言っても過言ではないほどお気に入り。イタリアのリグーリア海岸が舞台となっており、地中海からの潮風が包み込むかのように優しく品のある爽やかな香り。2015年に設立された若いブランドらしい、スタイリッシュでモダンなボトルデザインも見どころです。
CARTHUSIA/カルトゥージア
イヤミのないナチュラルな香り

その歴史はなんと1380年にまで遡ります。カプリ島の修道院で花器から漂う甘い香りに着想を得て、花や果実などを配合した香水を作りはじめたのがそのはじまり。こちらは、美しいボトルにレモンリーフやグリーンティといった爽快な香りが詰められています。
K-3B/ケー スリー ビー
これ1本で色んなシーンになじみます

アパレルブランドとして本ウェブ企画でもおなじみ。初のフレグランスとなるこちらは、干場編集長がプロデュース。甘くもさわやか、艶っぽくもシャープという、すべてのシーンにマッチする香りを目指したもので、ボトルはダークカラーですがユニセックスで使えます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba
【問い合わせ】
ラルフ ローレン 0120-3274-20
クロスクローゼット 03-5770-5274
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
IWC 0120-05-1868
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 0120-990-307
インターモード川辺 フレグランス本部 0120-000-599
エルメスジャポン03-3569-3300
ブルーベル・ジャパン 香水化粧品事業本部 0120-005-130
トム フォード ビューティ 0570-003-770
フィロロッソ 03-6451-1518
K-3B 076-208-3180