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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

靴好き必見! ラグジュアリーな大人の白スニーカー集めました。

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

大人スニーカーは白スニさえあれば、なんとかなります!

毎度ご好評を頂いています「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第15回目となる今回は、やっぱり今一番気になるスニーカー。多種多様なデザインが溢れるイマドキのスニーカー市場ですが、今回ご紹介するのは大人に似合うスニーカー。それはズバリ、白スニーカーです。

もはやビジネスにおいても許容されているスニーカー。有名スポーツブランドから新作が続々と発表されている中、大人の足元に似合うスニーカーの条件とは?

「今回は、ラグジュアリーブランドをはじめとした高級ブランドからリリースされているスニーカーから、比較的手に入れやすいものまで、いずれも白を基調としたシンプルなスニーカーをご紹介します。スポーツブランドのスニーカーももちろん魅力的ですが、より大人に見せるならスニーカー単体でラグジュアリー感を演出出来ることはとても重要です」

今回はその中でも白、さらにはクラシックなデザインが狙い目だとか。

「色数をなるべく絞ったほうが格好良く見えるというメンズスタイルのセオリーからすると、派手な色使いのスニーカーは、コーディネートが難しく、またどうしても子どもっぽく見えてしまいます。その点、クラシックなデザインのシンプルな白スニーカーなら、デニムやジョガーパンツだけでなく、スラックスなどにも馴染み、汎用性が高いのがポイントです」

昨今、スニーカー市場全体もクラシック路線回帰の潮流。確かに、クラシックなデザインのスニーカーは、トレンド問わずに履けるという魅力もあります。

「ラグジュアリーブランドや名門ドレスシューズブランドの1足は、やはり革のクオリティが別格。上質な素材感なら、スニーカーでもセットアップに対応できます」

その中でも、ランニング系とコート系の使い分けに注目したいところ。

「アクティブなイメージを狙うならランニング系、シックなイメージならコート系がオススメ。万能なのは無地の白でコート系ですね」

さらにポイントは、キレイに履くこと。

「白スニーカーの醍醐味は、クリーンで品が良いこと。そのためには、日頃のメンテナンスは重要です」

大人の足元は、スニーカーだからといってラフでいいわけじゃないってこと。清潔感を保ち、なるべく白いままキレイに履くことが、案外一番重要だったりします。

 

 

Valsport/ヴァルスポルト

 

大人かつ通に見える、イタリアンメイドスニーカー

スニーカー4万6200円/ヴァルスポルト(チンクエステッレ)

こちらは、1920年創業という、イタリアの老舗スポーツブランド、ヴァルスポルトのスニーカー。新作となるマジック・ヘリテージで、1970年代を想起させるクラシック系ランニングスタイルをベースに、ナイロンにスエード、そしてメッシュと異素材使いがポイントです。

「シンプルなデザインですが、ソールがやや厚めになっているなど、さりげなく今っぽい要素が注入されています。100%イタリアメイドという背景も、大人のラグジュアリーコーデにオススメの理由です」

重たさを求めるにはまだ早い、今時期の足元に最適

スニーカー4万6200円/ヴァルスポルト(チンクエステッレ)

セーター3万1900円/トレンタセッタンタ、Tシャツ9350円/クロスクローゼット(ともに第一ニットマーケティング)、パンツ4万1800円/インコテックス(スローウエア ヴェネツィア丸の内店)、サングラス(クリップオン付き)5万8300円/ブルネロ クチネリ&オリバーピープルズ(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、時計141万6800円/ピアジェ(ピアジェ コンタクトセンター)

ハイゲージのニットにグレスラ。ミニマルにまとめたこんなコーデに、真っ黒な革靴はやはり重たく感じます。白スニーカーなら、軽やかさをアピールしながらもクリーンで上品。さらに、モノトーンで統一すればラフには見えません。

干場編集長のアドバイス①「アイウェア」

チープに見えないよう小物選びはクラス感を

クリーンで品良い白スニーカーと言えど、スポーティであることは事実。小物によって、さらに品の良さをブーストアップしたいところ。

「まだアウターなどでの演出が難しい秋口は、特に重要です。今回合わせたのは黒縁眼鏡。落ち着きとインテリジェンスを匂わせることで、スポーティに振り過ぎないようにしています」

干場編集長のアドバイス②「時計」

鉄則の高級腕時計は、ドレス寄りが正解

スニーカースタイルに限らず、シンプルでスポーティなコーデにおいて高級時計のアクセントはマスト。今回はれっきとしたスポーツウォッチながら、ドレスウォッチに劣らない品の良さを備えるピアジェ ポロを。

「ここでいかにもスポーツウォッチな1本を着けてしまうと、スニーカーと相まってスポーティさが出過ぎてしまいます。小物は脱スポーツで、さりげなく高級感を出すのが、都会的な大人なスタイルのキモです」
 

TOM FORD/トム フォード

これを買っておけばマチガイなし!

10万4500円/トム フォード(トム フォード ジャパン)

まさしく、大人が選ぶコート系スニーカーの理想。上質なカーフレザー製アッパーは、いわゆる大人スニーカーにおける鉄板であるジャーマントレーナーを想起させるデザインに。サイドのラインもアイコニックにしてシンプルとあって、デニムからスラックスまで幅広く馴染んでくれます。

Brunello Cucinelli/ブルネロ クチネリ

下手な革靴よりもドレッシーです

16万1700円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)

スポーティな印象が強いランニング系も、ここが作ると実に上品です。アッパーは、ウォッシュドスエードをベースにストライプ柄をエンボスしたカーフレザーを組み合わせ、見るからに上質であることを訴えます。そんな中、ベージュのアクセントが、より大人の足元を品良く見せてくれます。カジュアルにはもちろん、ドレッシーなジャケパンとも好相性だから汎用性も◎。

ZEGNA/ゼニア

さりげなくも高級感匂わせはバッチリ

10万8900円/ゼニア(ゼニア カスタマーサービス)

カラバリ豊富なトリプルステッチ™スニーカー。ミニマルなデザインですが、トリプルステッチとシボ感の強めなレザーが、ラグジュアリー感をしっかりと主張してくれます。差し色として効かせたブラウンは、これからのシーズンに向けて頼りになります。

TOD’S/トッズ

クラシック感とイマドキ感の絶妙配分

10万100円/トッズ(トッズ・ジャパン)

クラシックランニング系における最注目株と言えば、このトッズ 1T スニーカーでしょう。ナイロンにスエードとスムースレザーを組み合わせ、サイドのアイコニックなラインと共に70年代の空気感を漂わせます。一方で、アウトソールのビッグペブルが、アイデンティティをしっかり主張。

J.M. WESTON/ジェイエムウエストン

スニーカーにおいてもやはり名門は名門

9万3500円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)

ドレス靴の名門が作るスニーカーと聞いただけで、そのクオリティの高さは想像に易いかと。モデル名はオンタイム スニーカー ♯624。ベーシックなコート系ですが、やや厚みのあるソールが存在感を程よく主張。シーズナルカラーとなるカーキのアクセントも、秋コーデに効きます。

AUTRY/オートリー

今まさにスニーカートレンドの最前線

3万1900円/オートリー(トヨダトレーディング プレスルーム)

1982年にテキサス州ダラスで創業したスニーカーブランド。一度休眠状態となるも2019年にラグジュアリーブランドで活躍したスタッフによって復活しています。その名もメダリストと名付けられたクラシックなテニスシューズを想起させるモデルに、確かにそんな背景を感じさせます。

Golden Goose/ゴールデングース

ここだけは、汚して履いていいんです

7万2600円/ゴールデングース(ゴールデングース 東京店)

スニーカーにエイジング加工を施すという、イタリアブランドらしい斬新な提案が見どころのこちら。モデル名はスーパースター。本来白スニーカーはキレイに履くべきですが、ここのスニーカーに関してはさにあらず。このリアルなこなれ感こそが魅力。白スニーカーを、キレイに履くことをマスターした上級者にオススメです!

K-3B/ケー スリー ビー

紙って実は高機能な素材なんです

1万6500円/K-3B

片足でわずか210gと超軽量を実現した、その名もエアリースニーカー。その秘密は和紙。軽いのは言うに及ばず、さらに吸湿性に優れ、抗菌性や通気性にも優れているんです。タグ以外は全て白で統一した潔いカラーリングは、まさしくクリーンで品良い大人スニーカーの好例です。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
チンクエステッレ 03-6897-3526
第一ニットマーケティング 0258-66-4513
クロスクローゼット 03-5770-5274
スローウエア ヴェネツィア丸の内店 03-6259-1691
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 0120-990-307
ピアジェ コンタクトセンター 0120-73-1874
トム フォード ジャパン 03-5466-1123
ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691
トッズ・ジャパン 0120-102-578
ゼニア  カスタマーサービス 03-5114-5300
ゴールデングース 東京店 03-6803-8272
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ブルネロ クチネリ ジャパン 03-5276-8300
K-3B 076-208-3180



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