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LIFESTYLE 夫婦関係修復レッスン

「家事をしている」「してくれない」の認識のズレ。原因はほんの些細なことだった!

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「落としどころ」を話し合う

相手のやり方に不満を覚えたときに取る道は、大きく分けて次の二つでしょう。 一つめは、相手にやってもらう以上は文句やアドバイスはいっさい言わない。 食器洗いを相手がやってくれるとなったら、完全に相手に任せ、結果についても文句やアドバイスを言わない。料理も作ってもらうなら、調理方法や味付けには決して口を出さない。これはこれで潔い道です。

それが難しければ、「落としどころ」「妥協点」を見つけるために話し合う道もあります。

「食器洗いに関しては、パッと見、汚れが落ちていればよしとしませんか」「Tシャツを干すときは、ハンガーにかけませんか」などといちいち、議題をあげて家のルールを決めていくのです。先ほど言ったとおりすべては感覚ですから、話し合いは難航するでしょう。でもあきらめず、いちいち話し合うことはとても大事。

「とてもおいしいですが、もう少し醤油を足したいです」
「足してもいいですが、私は塩分の摂りすぎが気になります」
「朝食の納豆の醤油を控えめにするので、ここはかけたいと思います」
「まあ、いいでしょう」

コントのようですが、こうした会議を積み重ねることでしか、ふたりが納得するルールは作れません。

本日のまとめ

「正しい」と思っていることはたいてい「感覚」

Text:Tatsunari Iota

ドクト

「読むだけで夫婦仲が改善できる」必読書はこちら

『不機嫌な妻 無関心な夫 うまくいっている夫婦の話し方』/五百田達成

「夫婦には会話が必要」「ケンカするほど仲がいい」とはよく言われます。
でも、なかなかうまくいかない。
面倒だったり、ギスギスしたり、イラっときたり、相手の機嫌を伺うばかりで肝心なことが言えなかったり、つい嫌味を言ってしまって後悔したりする。そんなこと、ありませんか?

結局のところ、夫婦がうまくいくとは、夫婦のコミュニケーションがうまくいくということ。そして、コミュニケーションさえうまくいけば、二人の関係はうまくいきます。

五百田達成(いおた たつなり)
作家・心理カウンセラー。 米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。
東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て、五百田達成事務所を設立。個人カウンセリング、セミナー、講演、執筆など、多岐にわたって活躍中。 専門分野は「コミュニケーション心理」「社会変化と男女関係」「SNSと人づきあい」「ことばと伝え方」。サラリーマンとしての実体験と豊富なカウンセリング実績に裏打ちされた、人間関係、コミュニケーションにまつわるアドバイスが好評。
「あさイチ」(NHK)、「スッキリ」(日本テレビ)、「この差って何ですか?」(TBS)ほか、テレビ・雑誌などのメディア出演も多数。 著書『察しない男 説明しない女』『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』『話し方で損する人 得する人』『超雑談力』『不機嫌な妻 無関心な夫』『部下 後輩 年下との話し方』(以上、ディスカヴァー)はシリーズ100万部を超えている。オンラインサロン「おとなの寺子屋〜文章教室〜」も好評。



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