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CAR 中年と中古車

中古車探求。今宵アバルトサウンドでパンパンいわしたろか!

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若かりし青年があっという間に中年となっているように、かつては高嶺の花だったピッカピカの新車も気がつけば中古車に。あの時は高くて買えなかったけど、今ならイケるかも!? な妄想を抱く二人の中年、中古車野郎Aチームが読者の皆さんに代わってとっておきのクルマを探す企画です

都会の砂漠でサソリに刺されたらオアシスが見えた!?

今回の中古車探求動画レポートの旅は極めつけのホットハッチ『アバルト595』を狙ってみます。いうまでもなくアバルトはフィアット車をベースとした、いまではちょっとオールドスクールな魅力の1台。現代アバルトの日本導入は2009年(アバルト500)ですが欧州でのローンチは2007年。よって、同じカタチに見えても既に15年を経過していることになりますが古臭く見えません。
 

 

1モデルで15年といえば通例なら2世代分に換算されるところですが、ベースモデルであるフィアット500のキャラクターやクルマとしての素性の良さもあり今なお魅力的。日本における中古車ストックはざっと13年分。発売中の現行型で既にシリーズ6という熟成度。相場的な分岐点は2017年のMCモデルから(フロントマスクを中心にアップグレード)。MC前モデルなら事前メンテナンス込みで総予算200万円以内で楽しめるか? といった感じです。

その気になれば新車でも買える595ですが、まずは基本スペックから見てみましょう。エンジンそのものはデビューから排気量は変わらず、1.4L直4ターボエンジンを搭載します。カタログモデルの最高出力はベーシックな595が145ps。最近追加されたスポーツ仕立てのF595とGT的装備をもつ595ツーリズモが165ps。そしてトップグレードのコンペティツィオーネが180psです。

ノーマルのフィアット500の最高出力は高出力モデルで85ps。出力差は65~95psもあり、いかに595が体育会系なのかわかります。そしてこのクルマのキャラクターを決定づけるのがそのディメンションです。ボディサイズは全長3660×全幅1625×全高1505mm、ホイールベースが2300mm。比較にBMWミニ(3ドア)をもちだすと、ボディサイズが全長3880×全幅1725×全高1430mm、ホイールベースが1495mm。ミニってデカくなったな~と思いつつ“ゴーカートフィール”は595に軍配は上がるだろうと妄想がムクムク膨らみます。

また、595の場合、伊達男な左ハンドルと5速マニュアルトランスミッションの組み合わせが選べます(歴代中古車をさかのぼってもBMWミニでは実現不可能)。ツーリズモはマニュアルモード付5速AT(デュアロジック)のみの設定ですが、使用環境やオーナーの扱いによりコンディション差が生まれ、保証期間外の中古車に限れば専門店を訪ねるのが得策です。



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