そして満充電であれば、カタログ上50キロのEV走行が可能になります。つまり、世田谷から銀座にショッピングに出かけてもほとんどEVモードで走れるわけです。もちろん、“走り方”にもよりますが……。
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充電は専用のユニットで約3時間で済みます。家庭用200Vで、急速充電には対応していません。言い忘れましたが、このクルマは“ハイブリッド”という名前ですが、ジャンル的には“プラグインハイブリッド”です。
では走らせた印象ですが、ダウンサイジングされたパワーソースにスタート加速から追い越し加速、高速巡航まで不服はありません。アクセルをグイッと踏み込むと、モーターがV6エンジンをしっかりサポートし、イメージ以上の加速を味わえます。今回の試乗では東京から栃木県宇都宮市近くまで往復しましたが、常に快適でした。大きなボディですが、太いトルクでアクセルに対しレスポンスよく走ります。この場合は走行モードを「ハイブリッドモード」にするのがいいでしょう。550psのV8ベンテイガを何度も試乗していますが、そこから極端に何かが削られている感はありません。
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ちなみに、このクルマの発表後、今年になってフライングスパーにもハイブリッドモデルが追加されているのをご存知でしょうか? こちらもきっとニーズがあるに違いありません。ただユニークなのはパワーソースが微妙に異なる点。あちらは2.9リッターV6+モーターという組み合わせになります。クルマのキャラクターと技術の進歩なのか、似て非なる技術が搭載されます。
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