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ベントレーコンチネンタルGT でクラシックカーとレースしてみた。

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クラシックカーに混ざって ベントレーコンチネンタルGT V8で快適ドライブ

先日ランボルギーニの発表会に顔を出したら、こんな説明を受けました。2023年に最初のハイブリッドモデルを導入、翌年に全モデルハイブリッド化、そして2028年に初のピュアEVを発売する、という内容です。販売台数の少ないスーパーカーでも電動化の流れはリアルに迫っていますね。となると、自然吸気V10エンジンが益々魅力的に感じてしまいます。

先日久しぶりにステアリングを握ったベントレーも同じ道を辿っています。というか、一歩先に2030年には全モデルを完全なEVにするとアナウンスしています。考えてみれば、ベントレーもランボルギーニも同じフォルクスワーゲングループですから。会社としてその潮流は見逃すわけにはいきません。

それはともかく、ベントレー・コンチネンタルGT V8で先日イベントに参加してきました。公道を使って開催されるクラシックカーラリーです。名前はスプレンドーレ東京。群馬県伊香保で開催されるスプレンドーレ伊香保の兄弟イベントです。

主催者の要望で、ベントレージャパンがスポンサーのひとつになり、先導者として参加しました。そしてそのドライバーを頼まれたんです。ナビ役を担うコドライバーはベントレージャパンの横倉さん。旧知の仲です。役割は先導車といったところでしょう。ゼッケン1番があてがわれました。

早朝、スタート地点となる東京プリンスホテル駐車場へ行くと、すでにクラシックカーが勢揃いしていました。1920年代から80年代の懐かしいモデルが顔を連ねます。英国車であれば、モーガン、オースティン、ロータス、ジャガー、デイムラー、MG云々。イタリア車はフェラーリ、アルファロメオ、フィアットなどなど、です。ドイツ車はメルセデスとポルシェが圧倒的に多いかと。ナローボディの911と356人気は衰えません。

不思議なのは、そうしたクルマの中において、最新型ベントレー・コンチネンタルGT V8が違和感なく存在していること。現代車両なので明らかにサイズは3回りくらい大きいですが、そのフォルムは見事に溶け込んでいます。理由は、このクルマが1950年代のRタイプコンチネンタルをデザインのモチーフにしたからでしょう。丸型ヘッドライト、大きなグリル、膨らんだリアフェンダーが特徴です。これぞ2019年に100周年を迎えたブランドの成せる技ですね。年季が違います。数千万円クラスのミュージアムレベルに達するクラシックカーに負けていません。



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