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FOOD 洋食天国

その名も昭和プレート!「新宿はやしや」には失われつつある夢の昭和の洋食が!!

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■ワクワクなハヤシライス+ハンバーグ×2

そして、いよいよ到着!「昭和プレート」を小林幸雄シェフ自ら運んでくださいました。画ヂカラ凄っ!まさに夢のプレート、大人のお子様ランチです(選べるハヤシorカレーは、「はやしや」にちなんでハヤシをチョイス)。

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さて、一手目をどれからいくか悩ましいところですが……、迷いに迷った末にやっぱり揚げ物の海老フライからいっちゃいます。お箸で持ち上げると、ずっしりと重みが感じられ、存在感十分。自家製タルタルをつけ、少しレモンを絞っていただきましょう。

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噛んだ瞬間に、カリッと香ばしいパン粉の向こうからエビの芳醇な香りと旨味が弾けます。
歯を押し返す弾力がとても心地よい!

ところでまだまだ主役が待ち構えているので、お次はハンバーグをば。ハンバーグにはソースはかかっていないので、まずはそのままパクっと。下味だけでも十分な旨味! というのも、使っている挽肉は、絹挽きと粗挽きの2種類を混ぜ合わせているそう。滑らかな舌触りの中に粒の肉感が混ざっていて、噛む度に力強い旨味が染み出すというわけ。

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そのまま食べても美味しいハンバーグですが、常連さんがよくやる食べ方がハンバーグ×ハヤシ。
ハヤシをハンバーグソースとして活用するのです。

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まず、ハヤシだけをペロッと舐めてみて感動。濃厚かつ甘さと苦味のバランスが絶妙です。その絶品ハヤシ×絶品ハンバーグ=贅沢の極みと言う他ない組み合わせでパクっと食べてみる。先ほどの下味だけでいただいたハンバーグはワイルドな旨味でしたが、ハヤシを纏わせたハンバーグはエレガントな旨味に大変身。濃厚なハヤシがデミグラスソースのような役割を果たし、完全に“ご飯が恋するハンバーグ”と化しています。

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となれば、お次はハヤシをご飯にかけてハヤシライスとしていただく他ありません。ご飯にハヤシを纏わせて、さぁ! と思いきやここで小林幸雄シェフから違和感のある言葉が発せられました。“カレーには福神漬けがついていますが、ハヤシには紅生姜がついています” え!?  紅生姜と言えば、焼きそばには定番ですが、ハヤシにあわせるってのは聞いたことがない。合うのか? 合わないのか? いや合わないものを勧めはしないだろう……。想像ができないけどやってみよう……。

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合うーーーっ! めっちゃ合う! ほろ苦濃厚なハヤシライスに、紅生姜の酸味・辛味が爽やかさをプラス。それだけでなく、シャキシャキした食感も魅力となっています。これは大発明ではないだろうか?ハヤシには紅生姜、完全にハマりました!

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ちなみにこのハヤシは、ポークソテーのソースとしても有効。シンプルな味付けのポークソテーにハヤシを合わせると、ハンバーグの時とはまた別の味わいがあります。プレートに4番バッターだらけの重量打線にあって、比較的いぶし銀のお料理であるサーモンムニエルがまだ鎮座しております。

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フライパンではなく、オーブンで焼き上げたサーモンはふっくらジューシー。自分自身の水分と油分+バターでじっくり火が通しているからこそのこの風味と食感。そのまま食べて良し、レモンを絞って良し、タルタルをつけて良し!

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昭和の洋食を目の前にすると。中年男子は笑顔になります。

夢中で食べ進めて、最後の一口は「昭和プレート」の中のMVPにしましょう。どれにしようかな? 海老フライ? ハンバーグ? はたまた? 紅生姜添えのハヤシライスに決定!! 牛すじ肉の旨味十分、甘みと苦味のバランスが素晴らしいハヤシライスがこんなにも紅生姜と合うとは大発明。満満満足、ご馳走様でした!

ここからは小林幸雄シェフに、お店の歴史などを伺います。



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