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FASHION 店主の拘りが強い店

ファッションインフルエンサー髙島涼の「流行る店の作り方」

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【+81のトリセツ②】店名は、日本のダイヤルコードから

店は、自分の目を信じながら、新しいものを見つけていく拠点

――五本木の店がオープンしてちょうど1年ですが、店の運営はいかがですか。

高島 率直なところ、店は思ったより難しいなというのが本音です。その反面、まだ伸びしろがあると思っています。物足りない部分は、「店での体験を提供できるコンテンツ」ですね。今の売上はオンラインがメインですが、この店舗で、ブランドに別注した商品を店頭販売したり、デザイナーと交流できるイベントをしたり、飲食を絡めたり、アートやインテリアを扱うギャラリー機能をアピールしたり、方法はいろいろあるなと思います。

――なるほど。この2年半にわたるコロナ禍で何か変化はありますか。

高島 自分自身はコロナをきっかけに、カジュアルウェアに反応するようになりました。今、店では25~6ブランドをセレクトしていますが、一番数が多いのは、DAIWA PIER39(ダイワピア39)で、好評なのはSTUDIO NICHOLSON(スタジオニコルソン)です。

――バイイングはもちろん高島さんですね。

高島 はい、自分の強みは、いち早く自分の好みのブランドを見つけてくることですが、それはとても楽しいし、お客さんからの反応もうれしいです。ダイワピア39は、都会的で機能的にもよく作られていて、日常的によく着用しています。スタジオニコルソンは別注が即完売するほど人気です。


靴はCALMANTHOLOGY(カルマンソロジー)やスニーカーのON(オン)などをラインナップ

――お客さんからの反応は、リアル店舗ならではのものですよね。

高島 自分がブランドの展示会などでデザイナーと接した熱量や思いを、店でお客さんに直接伝えられるのは、販売員時代との大きな違いですね。それが店の強みになるし、自分と同世代のファッション関係者と刺激し合えて、本当にいいことしかありません。



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