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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

ランボルギーニ・ウラカン・テクニカは地上に舞い降りた最後のスーパーカーだ!!

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STOとの違いを述べればブレーキローターの直径がフロント390×34mmから380×38mm、リヤが360×28mmから356×32mmへと変更されています。無論、素材などブレーキシステム全体で考える必要がありますが、細部の造り込みにおいて2モデルの間には明確な違いがあるでしょう。

次にディメンション比較です。本国仕様のデータで見ると、STOの3サイズは全長4547×全幅1945×全高1220mmです。一方、テクニカはSTO比でやや長く、エンジンルームへのエアインテークがないので若干全高は低くなります。

全幅サイズに呼応するように、STOのトレッドはフロント1688mm、リヤ1647mm。テクニカのそれはフロント1668mm、リヤ1624mmなので、レーストラックに対する割り切り方、ストリートとのバランスがうかがえます。ちなみにSTOの車重は1339kgと40kg軽量化されています。さらに比較すればエヴォRWDが1389kgなので、テクニカは10kg、STOは50kg軽く作られていることになります。

スーパーカーのお約束である最高速度で比較すれば、エヴォRWDとテクニカが325km/h、STOが310km/hとなります。ウラカン・シリーズ全体を俯瞰すれば、指名買いでない限り価格を含めエヴォRWDがオトクに見えなくもありません(なんせスパイダーも選べますので)。

最終ジャッジは走りのステージに応じて選択することになりますが、数値以上にドライブフィールは違うでしょうし、また、希少性が高まれば満足感の上乗せもあります。しかし、スーパーカー世代の残党であるワタシとしては個人的に“スーパーカーはサーキットを走るべからず”なので、レーシーな外観のSTOはナッシング。つまりウラカン・シリーズの中ではこの美しいテクニカがもっとも欲しいウラカンです。

ちょっと考えただけで際限なく妄想はエンドレス。脳内でグルグルとまわるピュア・スーパーカーへの思いはMAXに。コレでドアだけ天高く跳ね上がれば……。いやいや、それはいうまい。やはりランボルギーニはステキ過ぎます!

Text:Seiichi Norishige

ランボルギーニ



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