そんな自分には、無記名性の高いユニクロくらいが丁度良かったわけです。
価格も たった1990円でしたから、万が一ファッションアイテムとして かぶらなかったとしても雨除けのアイテムとして十分成立するし、糸には紫外線を反射させる原料を練り込む加工も施されているそうなので、どの程度かは知りませんが 一応シミ予防くらいにはなる。
この価格なので、かぶらないときにグルグルっと丸めてバッグやポケットに詰め込んでも気にならないし、金田一耕助ぐらい しわくちゃになったのを無造作にかぶるってのも 既にオジさんなんでアリな気もしてます。
今春は気温が落ち着かないのに加えて、天気もグズつく日が多く、傘差すほどじゃない雨に出くわす場面もチラホラ。そんなときにかぶって雨を避けられているので、慌ててビニ傘買うよりは圧倒的にエコだから、感覚的には既に減価償却できて、元も取れてる気がしてます。
なんなら、もう一個くらい買い足しとこうかな。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka
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