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CAR 中年と中古車

ベンツCクラスより小さい!ジャガーマーク2は今いくらで買えるのか?

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若かりし青年があっという間に中年となっているように、かつては高嶺の花だったピッカピカの新車も気がつけば中古車に。あの時は高くて買えなかったけど、今ならイケるかも!? な妄想を抱く二人の中年、中古車野郎Aチームが読者の皆さんに代わってとっておきのクルマを探す企画です
 

「優雅さ、広さ、そして速さを高度なバランスで実現させる」。1959年に発表されたジャガーMK(マーク)2のコンセプトである。メッキとウッドとレザーを多用した優雅な内外装。窓の面積を大きく取ることで実際よりも広く感じさせる。そして、戦前から受け継がれてきたレーシングゆかりのXKエンジン。見た目の美しさからは想像できないほどに、走って楽しいサルーンがMK2なのである。

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MK2というからには、当然MK1がある。1955年に発表された「ジャガー2.4」と「同3.4」がそれである。所見ではMK2と見紛うものだが、各ピラーは太く、クロームメッキの使用も少なく、並べてみるとMK2の洗練さが際立つ。

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多くのプロダクトの場合、初代こそ志高く、作り手の思いが強く反映される。よって、評価も初代が高く、2番手、3番手となると志=魅力がスポイルされてしまうものだ。が、MK2は顧客が求めるラグジュアリー、英国らしさ、ジャガーならではの走りの楽しさがより伝わりやすくなり、後世に名を遺す名車となった。

東京・用賀にある英国のビンテージ&クラシックカーの専門店「パルクフェルメ」には2台のMK2の販売車両があった。

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1台は生産終了年である1967年式の2.4。右ハンドルにマニュアルトランスミッションが組み合わされたモデルである。ノンリストア、機関系はしっかりと手が掛けられているが、新車時から変わらないペイントとクロームメッキの美しさに驚かされた。Oブルーメタリックというなんとも英国らしいくすんだメタリックが、オールペンされていないから、エンジンルームやトランクまで、新車当時の趣を残している。



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