9月に伊勢丹新宿店本館4階に「ブチェラッティ」ストアがオープン
イタリア・ローマを代表するハイジュエラーではBVLGARI(ブルガリ)が有名ですが、手仕事の伝統や卓越した技術、創造性、最高品質の素材から生み出されるイタリアンジュエリーの名門メゾンとして世界に広く知られるのがジュエリーメゾンBuccellati(ブチェラッティ)。経営とクリエーションは“ブチェラッティ ファミリー”が代々引き継ぎ、現在は3代目アンドレアと娘のルクレツィアがその役割を担っています。
イタリアに何世紀にも伝わる金細工技巧の伝統を蘇らせる
ブチェラッティは、1919年にマリオ・ブチェラッティによりミラノで創設。マリオは、ルネッサンス様式の宝飾技術をベースにした“ブチェラッティ・スタイル”と呼ばれる独創性に富んだジュエリーを生み出し、レースワークやエングレービングなど精緻を極めた作品から“金細工のプリンス”と讃えられました。
レースを思わせる緻密な細工の「オープンワーク」や、蜂の巣状の透かし模様が特徴の「ハニカム」を始め、繊細なエングレービングが金属にシルクのように柔らかな光沢を与える技術など、初代マリオのテクニックと美学は息子のジャンマリアが継承。さらに3代目のアンドレアが新たな感性を吹き込み、2年前にブランド100周年を迎えて、デザインのアイデンティティを維持しながら、伝統と文化をジュエリーに取り入れています。
普段着に合わせたい「BLOSSOM」コレクション
ユニセックスで使えるシルバーのクールな表情が新鮮
クチナシ=「ガーデニア」と、ヒナギク=「デイジー」をモチーフにした「BLOSSOM(ブロッサム)」コレクションは、ブチェラッティでは初のシルバーコレクションで、4代目にあたるルクレツィアが花からインスピレーションを得てデザイン。ユニセックスなデイリージュエリーとして人気で、某韓国の男性アーティストグループのリーダーが愛用していることでも有名です。
ガーデニアとデイジーの2つの可憐な花をモチーフにしたシルバーコレクションは、花びらの部分がふっくらと立体的で、ブチェラッティならではの繊細なルネッサンスアートを連想させる職人技が見られ、さらに花芯部分にイエローゴールドやダイヤモンドなどがあしらわれるという技巧もジュエラーならでは。
シルバーからハイジュエリーまで幅広いアイテムを展開するブチェラッティは、ジュエリー以外に時計や銀器も世に送り出し、直近ではカトラリーやボトルオープナー、水差し、トレイなどのテーブルウェアも新たにリリース。イタリア国内に4つの工房を所有し、ホームコレクションまで製造しています。
【問い合わせ】
ブチェラッティ
03-4461-8330
https://jp.buccellati.com/jp