セールで150円なんていう破格値も!
さてさて、第9回目は MUJIこと無印良品の「フットカバー」。こちらも、いわゆるインビジブルソックスです。
前回、ユニクロの「ベリーショートソックス」を紹介しましたが、なんと! 無印良品の「フットカバー」も知らぬ間に かなり進化を遂げていました。
ソックスと謳わず「フットカバー」なので、かなり薄手で革靴を履いたときにも響きません。
ちなみに、「かかと滑り止め付き 凹凸パイル編み」の方は、足裏が凹凸状のパイル編みになっているので、ややクッション性があって足にも優しい。
どちらも履き口部分の厚みはなく、つま先の縫い目をなくして平らにしてあるので、靴の中で当たってるゴロゴロ感もありません。
もちのろん、ローファーなんかを履いた際にチラッと見えちゃう危険性だって皆無です!
インビジブルソックスで最も重要な かかと部分を脱げにくくする滑り止めは、シリコン素材。ユニクロがテープ状の大きな一枚だったのとは異なり、無印は3本のライン状です。
肌に触れた感じはユニクロに軍配が上がりますが、脱げにくさなら無印な気がします。
この手のソックスって、化繊の割合が増え過ぎると汗を吸わなすぎて、結果 足も靴も臭くなってしまうんですが、こちらはコットン多めで安心!
さらに、臭いを抑える効果もあるようで、履いていてニオイが気になったことはありません。
そして最大の驚きは、その価格! ユニクロが3足以上まとめ買いすると1足あたり 330円で驚いていましたが、無印は1足230円!!
100円も安いし、在庫はほぼなくなっていますが セールなら「薄手」の方は1足150円なんていう破格値も。ペットボトルのジュースかよ(笑)。
ユニクロで10足ほど まとめ買いしてるってのに、「薄手」の黒とダークネイビー、「凹凸パイル編み」の黒とチャコールグレーを2足ずつ、計8足増えちゃいました。それでも、たった1840円です。
化繊混なので、どうしても毛羽立ちや毛玉は できてしまいますが、この価格なら やむなし。天寿をまっとうさせるまでの着用回数も少なくて良いですし、毛玉取って痩せきるまでは快適に履けます。
こういった競争がつねに新しく、より進化した良品を生み出してくれるのは、本当にありがたい!
一気に涼しくなったと思ったら ぶり返した暑さ。まだギリ活躍してくれそうなので、気になった方は試してみてはいかがでしょう?
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka