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FOOD アラサー女子の居酒屋

赤羽・呑兵衛の聖地「鯉とうなぎのまるます家総本店」でアラサー女子、お持ち帰り♡

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マネージメント事務所勤務のアラサー女子です。働くことが好きです。ウーロンハイ+焼き鳥、それにおじさまはもっと好きです。プライベートはストレートにうまくいかず、数年前に結婚目前の彼と別れました(爆)。ふと人恋しくなった時に元気をもらえるのがBS-TBSの『吉田類の酒場放浪記』。この番組をみると、「嗚呼、私の選択は間違ってなくて、きっと人生はたまたまの繰り返しだから、このまま放浪を続ければ明日はきっと良い事が起きるかもしれない」としみじみと思うのです。いつか吉田類さんと杯をあわせられたら……。そんな私が、昭和な居酒屋とそこで出会ったおじさまをご紹介。どこかでみかけたら乾杯しましょ♡

みなさまいかがお過ごしでしょうか。マネージメント事務所勤務のアラサー女子です。働くことが好きです。昭和な居酒屋と、そこに集うおじさまはもっと好きです。

しかし、東京に発出された緊急事態宣言では、お店でお酒が頂けないという、日常から癒しを奪われてしまった悲しみ……。そんな中ですが、今できる事、日々周りの大切な人達を大切に、当たり前の日常こそ感謝して穏やかに笑顔で過ごしたいものです。

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そんな状況ですが、センベロの聖地・赤羽に用事がありました。帰路、もちろん寄らずにはいられませんでした。大人気店で、いつもなかなかお店に入れなかった念願のお店「鯉とうなぎのまるます家 総本店」さんです。しかし、現在、通常営業はしていません。でも、テイクアウトという楽しみを発見したのです!

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ところで、北区「赤羽」は、便利さとディープさが同居している街としてとても人気ですよね。東京と埼玉の境に位置する北区の中でも、さらに北部に位置する赤羽は、交通の便がよく「北の玄関口」と呼ばれています。

漫画家 清野とおるさんの『ウヒョッ!東京都北区赤羽』の舞台でもお馴染み! 清野とおるさんの漫画は、『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』や『まあどうせいつか死ぬし』など日常の偏愛やユーモアがとても面白いのです♡

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なかでも呑兵衛でにぎわう、赤羽一番街商店街は、戦後の焼け跡から赤羽東口駅前の復興を主目的として、戦後間もない1945年に、『赤羽復興会商店街』として18人の方々で発足されました。当時、埼玉県川口市に沢山の工場があり、夜勤明けの労働者の方々が沿線の赤羽で一杯飲んで帰る。という歴史があり、そのために朝からお店を開けたのが始まりだそうです。

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創業1950(昭和25)年、「鯉とうなぎのまるます家  総本店」さんのルーツは、もともと「自転車預かり」のお店だったそうです。朝から飲めるお店として始めたところ、ちゃんとした焼酎が飲めるお店として評判になり、夜勤明けの工場で働く人や、警察・消防署員、バス・タクシーなどの運転業の方たちで賑わうようになっていったとのこと。戦後は真っ当な焼酎が飲める店というのは貴重だったようです。

愛知県のうなぎの養殖場に縁があった初代の方の伝手で、夏はうなぎ、冬は鯉を出すようになったことから、この二品が看板メニューになったそうです。

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お優しいお店の方が店頭にいらっしゃり、テイクアウトメニューを販売されています! どれも、とても美味しそうで迷っちゃうな♡ テイクアウトはこちらの入り口でも焼き物を受け渡しされています。NMBE PRODUCTさん(NMBE(呑んべ/酒)をコンセプトとしたブランド)とのコラボマスクの宣伝ポスターも店頭に貼られておりました。

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こちらのお店の店内営業時のお約束は、「お酒おひとり様3杯まで」ジャン酎は1本だそうです。
ああ、店内で呑めるように再開された暁には美味しく頂きたいな。

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そして、通の方はご存知の「まるます家」さんで呑むなら「ジャン酎」! 「ジャン酎」とは、1983年(昭和58年)東洋醸造から発売された瓶入りチューハイのことです。「ハイリッキー」の名前で売り出されていた日本初のチューハイブランドで、繁盛店さんのお客様方は、「ジャンボ酎ハイ」を短縮した呼び方で「ジャン酎」と呼ぶのだそうです。 2002年(平成14年)から、アサヒブランドへと移行され、家庭で楽しめるチューハイとして長い歴史を刻み続けています。

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ということで、お家でお店気分を再現するために、お店の方から、お酒を仕入れられていると教えて頂いた「リカースタジオ清水屋」さんで「ハイリキ」を購入して家路につきます。
「リカースタジオ清水屋」さんは、昭和38年創業。平成12年に現在の場所に移転され、地酒・本格焼酎・ワインなど酒類全般を取り扱われてます。「まるます家」さんから徒歩3分程度の場所にあります。

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本日購入したメニューはこちらです。名物 たぬき豆腐500円とハイリキプレーン 1L(リカースタジオ清水屋さんで購入)596円

帰宅しました! 早速、戦利品を。
テイクアウト用の「たぬき豆腐」には、美味しい食べ方の盛り付けレシピが、お手製メモでついております。これを拝見しながら、私でも再現できるかなっ。綺麗に盛り付けられるように頑張ります(汗)。

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「つゆ」から「わさび」まで、全てご丁寧に袋に梱包して頂いているので、それぞれの食材の味が混ざることなく、出来立てをお家で頂ける至福感♡

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完成しました! ワクワクしながら頂くと、まるで冷たいたぬきうどん・そばのような味わい! そして、お豆腐でとてもヘルシーで最高です。アサラー女子的にもアテとしても締めとしても罪悪感なく、汁までぺろりと頂けます。そして、「揚げ玉」が絶品! 様々な揚げ物メニューをご提供されている「まるます屋」さんの油だけが作れる絶品作なのでしょうか。

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うなぎ肝焼き (1本)400円

うなぎの肝焼きも、丁寧に包まれており、頂く直前にタレをたらりとかけて、とっても美味しい!

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うなぎ白焼き 2300円

メインのうなぎの白焼きです♡ 春の土用(2021年は4/17〜5/4)ということで、元気が出ない時は、うなぎに限ります! タレよりも白焼きが好きなので、わたしは購入時にお願いして白焼きを頂きました。身がほっこりと柔らかくて、とても美味しい……キュン♡

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自宅の庭でつまみながら、ごくり。
「ハイリキ」自体には少し甘みが付いているため、酸味のある果汁とうまく調和する様です。カットレモンをいれて「ジャン酎」をごくり! 軽く1本飲み干しそう……。

全ての飲食店の方々の現状のお気持ちをお察しすると、とても胸が痛みますが、いつもは混雑されていて入れなかった老舗店のお味をテイクアウトメニューとして頂く事が出来、幸せでした。また、お店で美味しくお酒が呑みたいな。。赤羽のおじさま方とワイワイおしゃべりたいな……。乾杯できる日に思いを馳せながら、お家で美味しく頂きました。

鯉とうなぎのまるます家 総本店
東京都北区赤羽1-17-7
営業時間 ※現在テイクアウトのみ
東京都の要請により4月25日(日)~5月11日(火)まで、店内営業を休業中
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。
ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
 

Photo&Text:Misaki Kobayashi
Edit:Takashi Ogiyama



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