FASHION こじラグ

格段に秀でたジョンロブのブーツ! 極上の革質と職人技が織りなす、シャンボード2ブーツの魅力とは

自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

履く準備は万端なのですが、どうにも縁が…

さて、210回目は 久々に 「エルメス」以外で「ジョンロブ」のブーツ、シャンボード2ブーツ(CHAMBORD II BOOT)です。とは言え、ジョンロブはエルメス傘下だから…(笑)。

2009年秋冬に登場して人気となったシャンボード2(CHAMBORD II)のアレンジモデルとして、2015年に7アイレットのレースアップブーツ、シャンボード2ブーツ(CHAMBORD II BOOT)がリリースされたんですが、正直 最初は食指が動きませんでした。

ところが、2015〜16年秋冬ロンドンメンズにて新アーティスティック・ディレクターに就任したパウラ・ジェルバーゼがお披露目するコレクションから、ロゴに加えてシューズボックスなども刷新されるという話を聞き、ちょっとソワソワ。

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これが最高というわけではないんですが…、憧れを抱いたのが 旧ロゴと あの黄色い箱だったもので、受け入れるには時間がかかりそうな気配。

そして、継続品も徐々に新ロゴ、あのエンジ色のボックスに変わっていくというので 慌てまして、"欲しくなりそうなモデルは買っておけ!"という脳内警報が発令されたんです。

それで、ダークブラウン スエードに狙いを絞ったんですが、以前ダイブした2012年のイヤーモデル「JOHN LOBB 2012」と、ややカブる…。

ターゲットを変更し、ブラック カーフと、赤みがかったムラ感のある美しい色合いブラケン(Bracken)のミスティカーフとの一騎打ちになったんですが、この感じで黒はつまらないなと思って結果 ミスティカーフを清水ダイブしたわけです。

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このシャンボード シリーズの最大のウリは、エプロン部分のスキンステッチ!

スキンステッチといえば、真っ先に思いつくのが「エドワードグリーン」のドーバーなんですが…、遡ると エルメス傘下のジョンロブは かつてエドワードグリーンの工場を買収しており、そのグリーンに2人しかいなかったスキンステッチができる職人のひとりも引き抜いたという過去があります。

その系譜を引き継いだ職人によるスキンステッチなので、クオリティは言わずもがな。それをエルメスが誇るレザーに施してるわけですから つま先見るたびにアガりますよね。

なのに、他にも持ってる靴が多すぎて なかなか履こうと思うタイミングがなかった。

さらに、当時チャッカブーツばかり履いてたせいか7アイレットのレースアップを いちいち締めて結ぶのがメンド臭そうで、だいぶ長い間寝かしてしまいました……。

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でも、これじゃいかん!と、一念発起。最近「ジョンロブ」のメンテナンスなどアレコレについては すべてお任せしている五宝賢太郎さんのグレンストックに持ち込んで、 まずはヴィンテージスチールを付けて頂きました。

それなのに、履く準備は万端!となったところでのコロナ禍…。革靴を履く機会どころか 外出もままならなくなり、再度春眠…。それは夏を超えて 冬眠へと続き、自粛も緩まったと思ったら 季節はすでに春でポカポカ陽気になっているという……。

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結局南極履く準備をしてから1年くらい寝かせてしまい、ソールは全然キレイなまま。

このまま履かないのも儚いので、多少暑くても 履いてお出掛けを断行しましたが、そんな日に限って こあがりでのご飯になったりして、紐縛るメンド臭さに苛まれたのは ここだけの秘密です。トホホ

Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka



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