ウィリス&ガイガーG8をポプリン完全復刻。アバクロもハンティングワールドもアメリカンフィールドもグッチも渋谷桜丘に全員集合だ。ヘミングウェイに捧ぐ試着愛とは?
どうも。カメラのO坪です。春ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回お届けするのは、渋谷駅から桜並木の坂道をちょっと歩きまして、ずばり桜丘町にございますclothierさんです。こちらはコートの扱いが素晴らしく、なかでもローデンやチロル、そんな気になるアイテムが豊富なお店です。

ローデンクロスはウールをギュッと圧縮した毛織物で防水や防風に強く、チロル地方の貴族がハンティングするときに着ていた……で合ってますかね。赤峰先生に聞かなきゃ。
かつてバックパッカーとしてオーストリアを旅したときに、インスブルックにも立ち寄りまして、まさにローデンど真ん中、いやチロルど真ん中なわけですが、そのとき着ていた革ジャン(ロンドンカムデンあたりの蚤の市で買った)じゃ寒すぎて、なんのメーカーかさっぱり忘れましたがローデンコートを買った覚えがあります。
ちなみにインスブルックでフルレンタルし徒手空拳でアルプス山脈でスキーをしたのですがコースがハイレベルすぎてこちらもあまり覚えてません。それは弥生の季節でした。どなたかチロルチョコの語源も教えてください。

さて入店して目の前にございましたのは気になりすぎるサファリジャケット。聞けばあの名作Willis & GeigerのG8をアメリカ製のポプリンで作り直したコットン仕様。真鍮のタロンジップと水牛ボタン。グッとくる前にキュンとしました。ウィリス好きのオーナー山神さんのこだわりを感じます。

あのときのアバクロやハンティングワールドのサファリジャケットも、実はWillis & Geiger製だったとのこと。あー、ヘミングウェイに着心地聞いてみたい。

*

ハンティング、したことないんですけど、アイテムとしては大好物です。ディテールが飾りなのか本気なのかよくわかんないところとか。American Fieldやなんかのアメリカ製の気になるアイテムも充実のclothier。

*

*

いよいよ試着熱が高まってきました。グッチのリャマヘアー、触っただけで気絶寝できそうです。チロルコートやジャケット、黒い生地に黒い糸で刺繍してあるだなんて、たまんなくないですか?

*

次回、熱々のまま、試着編という名の後編に続きます。

今回お伺いしたのは、

Clothier
東京都渋谷区桜丘町12-5 桜丘Kビル2F
電話番号:03-6455-0548
営業時間:13-20時
定休日:不定休
休業日はインスタグラムで告知しています
(要消毒、要マスク着用。混雑時、入店制限などございます。営業時間など詳しくは上記URLをご覧ください)
Photo/Video/Text: Naoto Otsubo
Video Edit: Kabuto Ueda
OP&ED使用曲
INORAN ニューアルバム「Libertine Dreams」
より「Don’t Bring Me Down」