素敵な洋服の匂いを嗅ぐと、いてもたってもいられないカメラO坪が、独自の嗅覚をファインダーにしてお送りする洋服屋さんレポ。ゆるいカメラワークとトークをお楽しみください。
どうも。カメラのO坪です。今回は足立区竹ノ塚に来ております。
竹ノ塚と言ったら、足立区生物園は好きですね。放し飼いのバタフライの迫力たるや。オオカマキリのスペクタクル。元渕江公園の池の周りに小川があって、ザリガニ釣りなんかしている子供らに目を細めていると、そこに自転車に乗ってきたおじさんが服のまま飛び込んで泳いでいたのを目の当たりにして、目を丸くしたりして。
東武伊勢崎線の駅を降りたちますと、東口の景色はウォールマリアかと思いましたね。進撃の巨人、最終章めちゃくちゃ面白いですよね。話がずれました。
そんな東口のロータリーに中年A荻山氏、中年Fアマン藤井氏を発見。濃いですね〜。中年Fの藤井さんには「あなたのクルマ見せてください」でポルシェ911(933)を見せていただきましたね。
まさかの3人ともリーバイス501。上はミリタリージャケット。M65(米)とM47(仏)。これ、ほんとになんにも打ち合わせしておらず、恥ずかしながらお揃いのコーデとなりました。
さて、中年F藤井さんの履いている501?が今回の主題でございます。
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駅から車で10分ほど移動。足立区花畑にございます「ヤマサワプレス」。こちらはアパレル業者向けのプレスやクリーニングや検品などを手掛けている会社なのですが、そちらの山澤社長が無類のデニム好きということでして、プロの技術とサスティナブルな取り組みを活かすため、2018年よりアメリカで購入したLeviʼs501の廃棄デニムを使用したモノ作りを開始されました。
そんな山澤さんが呼びかけたのがレジェンドのお二人。足立区で30年間営んできた伝説の古着屋keytonのオーナー金子邦夫さん、そしてこれまた渋谷の伝説のショップ「John’s Clothing」でまさに『渋カジを作った男』として有名な河原拓也さん。
この方がいなかったら「スラムダンク」の三井のあのシーンも無かったかもしれない(個人の感想です)。話がそれました。
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そんなお三方で立ち上げたのが今回ご紹介するOne-o-Five DENIM TOKYO(ワンオーファイブ・デニムトウキョウ)というブランドなのです! 前置き長くてすみません!
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廃棄されてしまうデニムをトンの単位で仕入れて、それをデニムのプロたちの目と手で選別、洗浄のプロが洗い直し、補修のプロがタタキ直しして、古いのに新しい価値を持った全く別の新しいデニムが生まれるんです! これぞサスティナブル!(興奮してきたな)
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中年A荻山さんのリアルビンテージ501。BIG-Eだから60年代かな。生地は薄くなってしまってズタボロですが、オーラが半端ないですよね。これも再生させることができるとのこと。脱&帽です。
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この先は大人の社会科見学です。普段なかなか見られないところをご案内いただいて、裏側のワクワクが止まりませんね。
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こういう作業を経て、百貨店に並ぶんだなぁとしみじみと見させていただきました。
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捨てられるものを再生して新しい価値を生み出す。そんなヤマサワプレスさん、このプロジェクトのクラウドファウンディングをつい最近立ち上げたそうです。ぜひ内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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リターン品もオリジナルでサスティナブル。 前編のラストでは中年A・F・Oに緊張が走ります!
さぁ、次回どうなる? 後編に続きます。
今回お伺いしたのは、
株式会社ヤマサワプレス One-o-Five DENIM TOKYO(ワンオーファイブ・デニムトウキョウ)
東京都足立区花畑1-8-15
03-5242-8377
営業時間 : 12時〜18時
営業日:火、水、金、日
お問い合わせ先:info@yamasawapress.jp
公式ウェブサイト
Instagram:@105xx.tokyo_official
(要消毒、要マスク着用。混雑時、入店制限などございます。営業時間など詳しくは上記URLをご覧ください)
クラウドファウンディング
ヤマサワプレスYouTube Ch
Photo/Video/Text: Naoto Otsubo
Video Edit: Kabuto Ueda
OP&ED使用曲
INORAN ニューアルバム「Libertine Dreams」
より「Don’t Bring Me Down」