上品な艶と抜群の着心地を持つ、最上級のコットンニットです
第341回は、ジョン スメドレーのカーディガンです。
暑かったり寒かったり春めいた昨今では、カーディガンのような軽い羽織りがあるとかなり便利ですよね。冷房の効いた室内でも活躍し、Tシャツやスエット以上にきちんと感も得られますし。ただ、カーディガンだったらなんでもいいというわけでもなく。デキる大人なら、品質にこだわるのは当然。というわけでオススメしたいのが、ご存知「ジョン スメドレー」です。
1784年からおよそ240年近い歴史を持つ英国の老舗ニットブランド。着心地の良さとタフさを併せ持つラグジュアリーなプロダクトが、世界中の大人を虜にしてきました。そんなジョン スメドレーの春夏の定番と言えば、30ゲージのシーアイランドコットンを採用したニット。中でもこちらのカーディガンは、アーカイブのシルエットを参考に仕立てた新定番「スウェーターシリーズ」のもの。
ゆるいシルエットが特徴の本作は、コートのインナーとしてもライトアウターとしても活躍する、アーム部分のゆとりが好バランス。深めに設定されたVゾーンがリラックスな雰囲気を纏う一方で、超長綿特有の上質な肌触りと光沢が大人のエレガンスをアピールします。網目の細かいハイゲージニットだから、クルクルとコンパクトにまとめて鞄に忍ばせて置けるのも見どころ。
カジュアルでありながらきちんと感を楽しめるカーディガンは、テレワークによるオンライン会議でも上品さをアピールできます。街でも自宅でも活躍する本作は、シーズン問わず一年中使える振り幅は嬉しいポイント。そう思うと、お気楽にラグジュアリーを纏えるジョン スメドレーのニットは、高価といえどコスパがいいのかも!
同じくシーアイランドコットンを使ったクルーネックタイプがこちら。襟元を狭めに設計し上品さを示しつつも、ラグランスリーブのゆったりしたシルエットが今どき。サマースウェットのような軽快さとカシミアのような肌触りを併せ持つ着心地は、病みつき必至です。
スウェーターシリーズと並んでここ数年人気を博す「モダンフィット」も目が離せません。ドレスシーンのインナーとして重宝するモックネックも、ジョン スメドレーの一枚なら一着でも様になるラグジュアリーな佇まいに。普段使いはもちろん、部屋着からビジカジまで、幅広いシーンに応用できます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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