FASHION エディターヤナカのこじラグ

エルメスで出逢った、男の憧れ的アイテム! 機能性は失わず、都会的にモディファイしたハンティングジャケット

自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに...。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが...、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

アウトドアシーンで黒い服は避けますが、そこを逆手にとってる感じも好き!

さて、203回目も「エルメス」。いつまで続くのか、続けるのか? これはハンティングジャケットになるのでしょうかね。

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オトコなので、狩猟的なものには惹かれますし、そんなシーンで着るハンティングウェアだって好物。チャールズ皇太子が着るバブアー(Barbour)や、アーネスト・ヘミングウェイが着るウィリス&ガイガー(Willis&Geiger)を見れば、真似して着てみたくはなります。

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©GettyImages

でも、東京というコンクリート ジャングルにはミスマッチ…。タクシーという 自分のものではないシートには座るし、電車やバスといった嫌でも他人に触れてしまう機会も頻繁に訪れます。

そんなときにオイルドのジャケット着てたら大迷惑ですし、そもそもハンドクリームを塗るのさえ苦手な手で扱うのも向いてはいないんです。

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ただ、ポケットがたくさん付いたジャケットは、手ブラが大好きな僕には もってこいだし、マチがたっぷりあれば ショッピングバッグが有料になった現在でも 持参せず、ポンポン詰めることができるので とにかく便利!

ハンティングジャケットのエッセンスだけを巧く抽出し、都会的でモダンにアレンジさせてるようなアイテムがあれば欲しい、と ずっと思い描いていたんです。

そして、フラッとエルメスに寄った ある日、今回のジャケットに出逢ってしまうわけです。

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モチーフにしたのは、おそらく1980年代に展開されていた、ウィリス&ガイガーのマスターピース的な存在『ホワイトハンタージャケット』でしょうか?

エポレットや、銃用の肩当て、袖ポケット&中段のポケットは取り除かれていますが、スタンドカラーで その中にはフードが収納されている構造。

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コットン100%のヘリンボーン生地で、ホワイトハンタージャケット同様に高密度に織られているので、多少の雨風なら十分凌げます!

そして、黒なのもイイ。アウトドアシーンでは 黒い服を着ているとスズメバチが人間を熊と認識して攻撃してきたり、薄暗い森の中では見えにくく 遭難したときに見つけにくいから避けるのですが、そこを逆手にとっている感じが好き。同じ理由で ホワイトマウンテニアリングの相澤氏が手掛けている「BLK」ラインにも惹かれてしまいます。

だから、普段あまり黒は好んで着ないのですが、これは即決して清水ダイブしました!

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各所に配されたジップは もちろんすべてriri製ですし、レザーのファスナープル付きで開閉がしやすい。

フロントはダブルジップなので、腰まわりがもたつくこともありません! これが意外と重要です。

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スナップボタンもすべてセリエボタンで、ホント細かいところにまでこだわりが満載です。

決して安い買い物ではありませんが、本物のハンティングジャケット同様、着込んでやれてきてからもカッコ良さそうなので、確実に元は取れそうです。

その頃には 色も褪せてくるでしょうから、アウトドアに着て行っても大丈夫かもしれないし、それこそアーネスト・ヘミングウェイ気取って真っ白になった髪で たっぷり髭をたくわえて、野点(のだて)したコーヒーでも飲りながら 紫煙を燻らせたりして…。あっ スモーキングは辞めたんだった。

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おっと、その前に スズメバチだけじゃなく、後ろ指的なものをさされないように気をつけないとなぁ……。

Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka



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