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WATCH 【腕時計羅針盤】

【ロレックス、カルティエ、IWC…】男のロマンが詰まったパイロットウォッチの特徴と選び方

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皆さん、こんにちは。

腕時計羅針盤、RYです。

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過去3回、腕時計の代表的な5つのジャンルの特徴と選び方というテーマについて書かせていただいております。

その5つとは、

ドレスウォッチ
3針スポーツウォッチ/ラグジュアリースポーツウォッチ
ダイバーズウォッチ
④パイロットウォッチ
⑤クロノグラフ

です(参考記事: はじめての腕時計の選び方と、オンオフで使いやすいおすすめモデル3選)。

今回は第4回目ということで、男のロマンがぎゅっと詰まった「パイロットウォッチ」について書いていこうと思います。

パイロットウォッチとは?

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@watchmoodsさんの#腕時計魂のポストより、Sinnの104

パイロットウォッチの特徴を3つにまとめると、

①パイロットのために開発された時計
②生まれた時代の飛行機に合わせて特徴が異なる
③様々な追加機能が与えられている

パイロットウォッチとは、文字通りパイロットの為に作られた腕時計です。

飛行機の種類や用途、パイロットの要望に応える形で、パイロットウォッチも進化と派生を繰り返して来ました。

例えば、第一次・第二次世界大戦頃に誕生したパイロットウォッチは、瞬時の視認性を高める為、インデックスには大きいアラビア数字を採用し、光の反射を抑える風防を用いているものが多くなっています。

さらに、手袋をしたままでも回しやすい大きなリューズを備えたものや、気圧変化や磁気に強くなっている腕時計もあります。

一方で、大戦後の航空機での旅行が発達した時代に生まれたパイロットウォッチは、二国間の時間が同時に分かる機能が備えられたものがあります。

このように、一口にパイロットウォッチと言っても、その生まれた時代や背景によって、異なる特徴を持つのがこのパイロットウォッチの面白いところです。

選ぶのが楽しいパイロットウォッチ

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@toshi.ernestさんの#腕時計魂のポストより、ブランパンのエアコマンド

パイロットウォッチは、ドレスウォッチやダイバーズウォッチのように制限やルールが厳しくなく、比較的自由度の高いジャンルだと思います。

そのため、その腕時計の誕生背景やブランドの考え方によって、様々なスタイルがあるので、選ぶ楽しさがあるでしょう。

一部のシンプルなモデルを除いては、比較的カジュアル目なモデルや、ミリタリー感の強いモデルが多いので、カジュアルな服装に似合いやすい傾向です。

平日のスーツ仕事にはばっちりドレスウォッチでフォーマルに、休日はカジュアルな服で男心くすぐるパイロットウォッチをしていたら、センスの良いカッコいい大人だなあと個人的には思ってしまいます。笑

一方で、防水性はあまり高くないものが多いので、その点は注意が必要です。

初めての高級腕時計として欲しいという方は、防水性があるか、大きすぎないか、自身のライフスタイルの中で使えるシーンや服装はどれくらいあるか、確認してから買われることをお勧めします。

パイロットウォッチの選び方

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@yasuke364さんの#腕時計魂のポストより、IWCのマーク18

さて、そんなパイロットウォッチを選ぶ際に注目したいポイントを3つ挙げたいと思います。

①付加機能
②ストラップ(ベルト)
③視認性

それぞれ見ていきましょう。

①付加機能

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@shirokuma_watch_japanさんの#腕時計魂のポストより、カルティエのサントスドゥカルティエ

実は世界初のメンズ腕時計は、カルティエの「サントス」であると言われています。

元々腕時計の始まりは婦人用で、男性は懐中時計を用いていました。

そんな時代感の中、1904年にブラジル出身の飛行家アルベルト・サントス=デュモン氏が「飛行中でも時刻を確認できるような時計」を、友人でありカルティエの三代目頭首でもあったルイ・カルティエ氏に依頼して、出来上がった腕時計が「サントス」でした。

ライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功したのが1903年なので、まさに飛行機の黎明期に世界初のメンズ腕時計が誕生したのです。

このようにパイロットウォッチは歴史がとても長いので、どの時代、どんな背景で生まれたかによって、多種多様な付加機能が与えられているのが最大の特徴です。

一見普通の見た目でも、実は磁気に強かったり、急激な気圧変化に強かったり、目立たないところに付加機能が詰まっていることもあります。

そんな隠れた技術に注目してみると、より魅力的に見えてくると思います。

②ストラップ(ベルト)

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@watchcasestudyさんの#腕時計魂のポストより、オリスのビッグクラウン

ダイバーズウォッチならラバーか金属ベルト、ドレスウォッチなら革ベルトなど、腕時計のジャンルによってある程度ベルトの選択肢が決まっています。

しかし、パイロットウォッチはストラップの選択肢が豊富にあるのも特徴です。

革ベルトではクラシカルになり、金属ベルトではスポーティ、NATOベルトではカジュアルに着こなすことができます。

ご自身の手持ちの服と、パイロットウォッチのベルトの相性を考えてみると良いでしょう。

ベルトを変えるだけで、ガラリと雰囲気を変えることができるので、日々のコーディネートに合わせて付け替えて楽しむのも良いと思います。

③視認性

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@b.r.swissさんの#腕時計魂のポストより、ロレックスのGMTマスターⅡ

ダイバーズウォッチでは暗闇での視認性が重要視されていますが、パイロットウォッチは空中での瞬間的な視認性が求められます。

その為、フラットな風防に光を反射しない特殊なコーティングが施されていたり、風防がドーム状になっていたりします。

風防の光の反射具合や、時間の読み取りやすさに注目してみるのも面白いと思います。

まとめ

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いかがだったでしょうか?

今回はパイロットウォッチの特徴と、選ぶときのポイント3つについて書かせていただきました。

もう一度まとめると、パイロットウォッチの特徴は、

①パイロットのために開発された時計
②生まれた時代の飛行機に合わせて特徴が異なる
③様々な追加機能が与えられている

選ぶ時に注目したいポイントは、

①付加機能
②ストラップ(ベルト)
③視認性

でした。

非常に歴史が長いジャンルの腕時計なので、生まれた時代や背景を知るのも面白いですし、ベルトを交換して色々なコーデを楽しむことができるのもパイロットウォッチの良いところだと思います。

男のロマンがぎゅっと詰まった一本、ぜひ検討してみてください。

それではまた! ありがとうございました!



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